1998.9.12 ・ 鈴ケ滝 ・ 1999.5.4 苗名滝 ・ 1998.10.10 惣滝
1999.6.25 称名滝 ・ 2001.4.14 米子大瀑布 ・ 2000.7.29 三本滝
2001.9.23 田立の滝 ・ 2000.7.29 平湯大滝 ・ 2001.9.23 阿弥陀ケ滝
2001.5.5 養老の滝 ・ ? 仙娥滝 ・ ? 白糸・音止の滝
2002.4.27 苗名滝 ・ 2002.4.27 米子大瀑布
2002.5.3 仙娥滝 ・ 2002.5.3 北精進ケ滝(からぶり) ・ 2002.5.3 七ツ釜五段の滝
2002.8.14 北精進ケ滝(リベンジならず) ・ 2002.8.15 七ツ釜五段の滝(ついにリベンジ)
2002.12.31 浄蓮の滝 ・ 2002.12.31 白糸の滝 ・ 2002.12.31 音止の滝
2003.6.8 称名滝、ハンノキ滝 ・ 2003.12.27 阿寺の七滝 ・ 2003.12.28 安倍の大滝
2004.2.21 平湯大滝、冬 ・ 2004.4.10 北精進ケ滝(ついにリベンジ)
2004.4.25 苗名滝(再訪) ・ 2004.8.13 根尾の滝 ・ 2004.9.23 鈴ケ滝(再訪)
2005.8.13 三本滝(再訪) ・ 2006.9.23 龍双ケ滝 ・ 2006.9.24 姥ケ滝
2006.10.15 苗名滝、秋(2011/10/23 2014/6/7 2017/4/30 2018/10/28 のレポも) ・ 2006.11.4 田立の滝、秋
2008.5.11 苗名滝、新緑 ・ 2008.5.11 惣滝、早春 
2008.7.21 鈴ケ滝(夏) ・ 2008.11.2 根尾の滝(再訪) ・ 2011.1.2 七つ釜五段の滝(再訪)
2011.10.10 阿弥陀ケ滝(再訪) ・
 2013.9.23 2014.8.23 鈴ケ滝(再訪)(2017.6.25、2018.7.22、2019.6.9のレポも)
2019.8.14 称名滝(再訪)(2022/9/18のレポも) ・ 2020.1.25 七ツ釜五段の滝、冬(再訪)
2023.10.8 阿弥陀ケ滝(再々訪)            

仙娥滝                 山梨県甲府市
ダンナが社員旅行で行きました。有名な昇仙峡にあります。
せっかく行ったのに、デジタルの写真がありません。
そのうち、んがお工房で揃って行きたいです。

仙娥滝
2002/5/3   山梨県甲府市   詳しいレポートへ。
上のとおりダンナが来たことがあるので、何も調べずに行ったら、社員旅行だったからバスの上からで、どこに駐車したのかわからない、とその場で判明。観光客でごった返す一番下流の市営駐車場を通り越してしまいジタバタしたら、ほどなく県営駐車場に着きました。ここから遊歩道の始まりなので結果オーライです。仙娥滝へはさらに上流の市営駐車場が近いようです。
一大観光地なので、人も多いのですが、遊歩道がきちんと整備され、滝へは気軽に行くことができます。と、言っても、滝までは下流から行くとずっと登りなので甘く見ると疲れます。滝は思った以上に激しく岩盤を切り裂くようでした。
北精進ケ滝 2002/5/3   山梨県武川村   詳しいレポートへ。
思えば、渋滞を予想して余裕のあるプランをたてたのが間違いでした。思ったよりかなり早く山梨県に着いてしまい、お弁当を食べる場所がなくて、じゃあ今回行く予定じゃなかった北精進ケ滝にも行ってしまうか、ということになったのです。
お弁当は首尾よく途中の温泉の駐車場の近くの沢で気分よく食べられましたが、そこから先がマズかった。
何せ事前の下調べを全くしていないものだから、本来であれば石空川の下流の駐車場から行くはずが、上流の林道の途中から入ってしまい、打ち捨てられた道を滝への道と勘違いして、40分ほど歩き、これまた打ち捨てられたりっばな橋の上流の滝を見てあきらめて帰って来たのでした。どーも、いや、まちがいなく北精進ケ滝の上流に行ってしまったようです。同じ川の上に立っておきながら滝を見ていないとは、情けないったらありゃしません。滝に行くなら、事前の下調べは必須です。
北精進ケ滝 2002/8/14  山梨県武川村  詳しいレポートへ。
また、写真がありません。と、いうことはリベンジ失敗です。よく調べもせずに行ったら、下流の駐車場までの林道の閉鎖がまだとけていませんでした。おそらく、上流からなら行けたと思いますが、5月の時に体験したすれ違い困難な道を走るのがイヤで断念しました。
断念したので腹いせに隣町の白州町にある尾白川渓谷に行きました。そこでも、結局死ぬほど大変な山登りをしてしまったのでした。

北精進ケ滝
2004/4/10  山梨県武川村  詳しいレポートへ。
三度目の正直でついに行き着くことができました。ところが二度も行けずに断念している滝なので秘境の滝と思いきや、同じ武川村にある山高神代桜を見に来た観光客がどんどんと来ていました。山奥の林道の先にある滝でしかも40分も歩くとなると4月では普通そんなに人はいないもんです。さすがに樹齢2000年の桜が満開になるというのは人を呼び込むパワーがあるのでしょう。(桜のレポートはここへ
さて、北精進ケ滝は噂にたがわず素晴らしい滝でした。特に下流にあたる九段の滝とのセットは素晴らしいです。左の写真では手前で光っているのが九段の滝。奥に小さく見えるのが北精進ケ滝です。一般人が行ける観瀑スペースからでは主人公の北精進ケ滝はまだまだ遠いのです。が、肉眼では滝があげるもうもうとした水しぶきがよく見えて落差120メートルの迫力も感じられました。
40分の間に一の滝、二の滝、三の滝やさまざまな流れがあり、飽きずに歩くことができます。が、かなり急な階段などもあり、それなりの装備が必要です。

七ツ釜五段の滝
2002/5/4    山梨県三富村   詳しいレポートへ
今年のGWの滝めぐりのメインの滝です。滝に着くまで徒歩約2時間ということで、かなり気合を入れて望みました。が、事前に教えていただいていたとおり、人気のハイキングコースということで、人の絶え間かない道を歩くことになりました。おかげで時々追い越すわけにもいかずにペースが乱されたのですが、だいたい3時間で滝から往復できます。が、往復した、というのが実は今回の大失敗でした。このハイキングコースは滝から先は山道を歩いて沢から離れるコースなのですが、私たちは滝の看板の所で引き返してしまいました。さらに上に登った所にこの滝の最も美しい場所があったのに、それを見なかったのです。前々から色々な滝の本でその様子を見ていたにもかかわらず、ハイキングを中心に考えて滝の看板が終点だと安心してしまったのでした。大失態。
とても素晴らしい渓谷だったので、また来たいと思います。でも、滝はちゃんと見たので、リベンジではなく、再訪ということにして。そう、北精進ケ滝とセットでね。

七ツ釜五段の滝
2002/8/15   山梨県三富村   詳しいレポートへ。
こちらは、リベンジを果たすことができました。
滝サイト仲間のあぶさんご夫妻と西沢渓谷を歩きました。春のしゃくなげの季節と違って村営駐車場もガラガラ。人の数もまばら。
しかし、真夏のわりには木々の緑が濃くなっていて日陰が多いせいか涼しかったです。前回の失敗を繰り返さずに、しっかり七ツ釜五段の滝の上部の七つの釜をまわり、上流の不動滝や山道にあるトロッコの軌道などをながめながらハイキングコースを一周した。
しかし、渓谷から離れると、シャクナゲの季節でない分、ハイキングコースはちょっとつまらなかった。なだらかに長い。不動滝からの登りがものすごくキツイので、ハイキングコースを逆にたどれば、楽にかつ早く西沢渓谷をめぐれるかもしれない、とも思ったが、やっぱり人とは逆コースなので、すれちがいなどが大変かもしれない。
七ツ釜五段の滝の上部は、あこがれていただけあって、ものすごく綺麗でした。

七ツ釜五段の滝
2011/1/2  山梨県山梨市  詳しいレポートへ
2011年の滝初めと称して、真冬の七つ釜五段の滝に行って来た。
入り口で警戒中の警察官に冬装備でないのを咎められたが、無理なようだったら戻ると言って先に進み、比較的安全な遊歩道を無理なく歩いて七つ釜五段の滝まで行きついた。
ただし、滝のある西沢渓谷の遊歩道は12月はじめからGWの直前まで通行止めなので、基本は入れない。
我々はスパイク付きの長靴だったので、凍結している道でも歩けたが、アイゼンなど冬装備のない場合は真冬はやめたほうが無難。ほぼ全線積雪と凍結である。
真冬の西沢渓谷は水墨画の世界で、きれいなエメラルドグリーンの水も色を潜めていた。

七ツ釜五段の滝 
2020/1/25 山梨県山梨市 詳しいレポートへ
真冬に確実に行ける近隣の百選の滝はどこかと考え、2011年に実績のある西沢渓谷へ行ってみた。
この年は記録的な暖冬でほぼ積雪もなく、遊歩道も凍結してはいなかったが、あちこちの岸壁に氷の壁ができていて真冬の滝巡りを楽しめた。

鈴ケ滝
1998/9/12    新潟県朝日村
記念すべき、んがお工房としての百名滝探索の第一号です。
我々の住む新潟県の観光ガイドブックに百名滝の一つと紹介されていたので、暇つぶしにドライブしてみて、あまりの美しさに百名滝のとりこにさせてしまった滝です。
落差50m、水量といい、滝壺の神秘的な青さといい、申し分ありません。滝壺にそそり立つ一枚岩もGOODです。
ただし、行き方は、半端じゃありません。地図を頼りに高根川の上流へ行くのですが、ほとんど林道で、自動車一台がようやく通れる幅の道です。しかも、ガードレールがなく、一歩間違うと、絶対に死にます。小さな看板を頼りにどうにか行き着き、駐車スペースに自動車を止めてから、”こだま”(もののけ姫)が出てきそうな遊歩道を滝を見ながら回り込むようにして30分ほど歩きます。滝壺まで降りることもできます。我々が行った時には、中学生らしい3人組が釣りをしていました。驚くべきことに彼らは、自転車で来た様子でした。おそるべし、地元の子供。

鈴ケ滝
2004/9/23    新潟県朝日村  詳しいレポートへ
あれから6年の月日がたっている。6年たって、ようやく鈴ケ滝を再訪した。ちょうど季節も同じ。同じ場所から写真も撮影している。
6年前にはものすごく危険だと思った林道も、そこそこ滝慣れしてきた私たちには『ものすごく』を取り除けるくらいの危険度だった。
滝は6年前と変わらなかったが、遊歩道に木々が増えていた。
ついでに滝慣れした私たちは滝の上に続く林道を歩き、鈴ケ滝の横顔も拝ませてもらった。
んがお工房のナンバー1番の滝は、6年前と変わらずに豪快で美しかった。

鈴ケ滝
2008/7/21  新潟県村上市  詳しいレポートへ
新潟の情報誌「Komachi」の夏の行楽のページに情報提供したのがきっかけで、鈴ケ滝に再訪した。
さすがに夏場だけあって、水が少ない。
この日は鈴ケ滝上流の鼻声の滝、つつみの滝にも訪れている。

鈴ケ滝
2013/9/23  新潟県村上市  詳しいレポートへ
災害のために林道が通行止めとなり、しばらく鈴ケ滝に行くことができなかったが、工事が終了して訪問が可能になった。久しぶりに訪れた鈴ケ滝は以前と変わりなく豪快に落ちていた。

翌年(2014年8月23日)も遊歩道の確認のため鈴ケ滝を訪れている。詳しいレポートはこちら

2017年のレポはこちら
2018年のレポはこちら
2019年のレポはこちら
2020年のレポはこちら
2021年のレポはこちら

苗名滝
1999/5/4    新潟県妙高高原町
左の写真の通りでございます。
ものすごくショックでした。
歩いて1時間ほどのハイキングコースからは、見ることができるらしいのですが、もう夕方近くに行ったのであきらめました。
滝というのは、結構水害のために行く手を阻まれるものだと、痛感しました。
危ない時は、地元の観光協会あたりで情報を仕入れるべきです。

苗名滝

2002/4/27   新潟県妙高高原町  詳しいレポートへ
リベンジ、行ってまいりました。
新潟県の百名滝でまさかいつまでも残しておくわけにはいきません。しかし、上の看板で14年の春の予定だった開通は、秋にのびていましたとさ。あらかじめその情報を得ていたので、長野県がわの東北電力の敷地のなかにある登山道から行きました。(しかし、どーも工事をしていなかったので遊歩道を歩いていけたらしいです)片道1時間のみちのりだと聞いていたのですが、実質40分強ほど。そのうち10分は自動車で行けたらしい舗装道路、20分は鼻歌まじりで行けるなだらかな道。最後の10分が滝に降りていく険しい道だったので、予想していたよりは楽でした。
その滝に至る道の途中で見えた苗名滝、遠くからでも轟くような音が響き、とにかく、ものすごい水量で、なにもかもを破壊しそうな勢いでした。滝壺も広く、エメラルド色の海のようにさえ見えました。別名地震滝。地震を『なえ』と発音することから『なえな』という名前になったそうです。ガイドブックによっては『みょうな』と書いてありますが、それは間違い。
秋に開通する気軽な遊歩道で滝を見る際には、吊り橋を渡らずに真っすぐに行く道をどんどんと登って行くと、美しい滝壺が見ることができます。これを見逃すと損します。

苗名滝
2004/4/24  新潟県妙高高原町  詳しいレポートへ
一昨年とほぼ同日に行ったというのに、写真のようなありさまでした。4月の後半にいくら妙高とはいえ、こんなに雪が降るのは珍しいです。すっかり春の装いになっていたので、危うく遭難するところでした。
それにつけても、やはり春先の苗名滝はすごいです。水量が半端ではありません。吸い込まれそうでした。
ちなみにこの日は遊歩道から行きましたが、遊歩道にはまだ雪が残っていました。春先の豪快な苗名滝を見るためには、ぬかるんだ遊歩道を突破する必要があります。ただし、ものの15分で楽々着いてしまいます。

苗名滝(秋)
2006/10/15  新潟県妙高市  詳しいレポートへ
苗名滝のシーズンは観光的には秋だという。しかし、秋の苗名滝は鉛筆みたいに細い滝になってしまうのである。そんな理由から行くのをためらっていたのだが、今回行ってみてびっくり。
水量が多かったのだ。
しかも、見事な虹まで見ることができた。
地震滝の虹は、規模も大きかった。

  他に、2011年10月23日
      2014年6月7日
      2017年4月30日
      2018年10月28日
           のレポも追加してあります。
      2021年5月3日のレポはこちら(別ページ)。
      2022年9月3日のレポ
      2023年5月27日のレポも追加しました。

苗名滝(新緑)
2008/5/11  新潟県妙高市  詳しいレポートへ
雪解け時期には、惣滝の隣にもう一つ滝が出現するというのを聞きつけて、妙高市に行った。
そのついでに見てきたもの。
あいかわらず春の苗名滝は水量が多い。

惣滝
1998/10/10    新潟県妙高村
燕温泉という温泉からさらに登ったところにある滝で、いくまでに河原の露天風呂というのがあって、ほとんどの人がそこでいなくなってしまいます。それもそのはずで、そこまではとても歩きやすい道だったのが、そこから滝までは、硫黄の匂いが充満して、滑りやすく、崖を垂直に鎖を頼りに降りて行かなければならないような道を行くことになってしまうのです。
滝はとても落差があり(80m)、また、とても高い位置から落ちているのですが、滝壺まで行く道がなく、上半分しか見えません。写真は、対面する山の中腹の滝見台から見たものです。実はそこにも滝見の露天風呂があったりしますが、丸見えなので入るには、勇気がいります。

惣滝(早春)
2008/5/11  新潟県妙高市  詳しいレポートへ
雪解け時期に惣滝の隣にもう少し落差のある滝が出現するというのを聞きつけて、滝仲間のYouさんご夫妻と見に行った。
だが、前年の登山道の崩落で惣滝方面の道は閉ざされている。というより、まだまだ積雪があり、山が崩れた上に積雪した場所をビクビクしながら登り、滝の見える場所までたどり着いたが、肝心の雪解け限定の滝の見える場所まではスノーブリッジの状態がわからずに行くことができなかった。
滝も霧の向こう側である。

  2021年のレポはこちら

称名滝
1999/6/25    富山県立山町
滝を巡るにあたって、最初にこの滝を見てしまっては、まずい、と思います。なぜなら、見事すぎるからです。落差350mの滝というのは、近くに行って見ると迫力が違います。かなり遠くから水しぶきがかかり、音も半端じゃありません。増水時には、この滝の右側にハンノキ滝という500mの滝が出現するそうですが、それも見てみたいものです。行き方は、ものすごく分かりやすく、アルペンルートの出発点立山駅の手前を標識どおりに滝に向かって行った終点です。駐車場も広く、軽食も食べられるお土産屋もあります。駐車場から滝までは、15分ほど登りますが、舗装された良い道です。ただし傾斜は並じゃありません。
我々が行ったときはとてもよく晴れていて、滝にかかる虹が見ることができました。
左の写真は、実はあまりに大きい滝で、ワンフレームに入りきらなかったので、二つの写真をつなげて合成してあります。写真だと大きさがわからないのが残念です。
一度は見ておくべき滝です。

称名滝
ハンノキ滝
2003/6/8   富山県立山町  詳しいレポートへ
と、いうことで、4年後ついにハンノキ滝を見て来ました。
今気がついたのですが、同じ6月だっていうのに、月末近くになるとハンノキ滝は消滅してしまうんですねぇ。本当に季節限定のものすごい滝です。
上の写真を撮影した滝見台は落石のため入ることができませんでした。そのため、称名滝は全部が見えません。
できるだけ称名滝が見える場所に寄ったつもりです。
それにしても2本の滝の水しぶきはものすごく、レンズが水しぶきだらけでした。斑点がついて、使い物にならない写真ばかり撮影してしまいました。

称名滝 
2019/8/14 富山県立山町 詳しいレポートへ
夏休みに日帰りで行ける見ごたえのある滝、ということで、久しぶりに称名滝に行ってみた。
テレビ番組で落ち口が1年に10センチ削られて後退していると紹介されていた。ということは、2003年に見た滝よりも1メートル以上後ろになっていることになる。
前に来た時には行けなかった滝見台にも立てた。
しかし、この日、新潟県で最高気温40度を超えたとてつもなく暑い一日で、駐車場から滝前にたどり着くまでにカラカラになってしまった。
日本一の落差の滝よりも、とんでもない暑さが印象に残ってしまった一日だった。

  2022年9月18日のレポはこちらから

龍双ケ滝
2006/9/23  福井県池田町  詳しいレポートへ
新潟から日帰りで行けるギリギリの範囲の滝として、ずっととっておいた滝だが、中部地方の百選の滝を終了させるべく、姥ケ滝と一緒に見てきてしまった。
もっとも、2004年の大雨で県道が崩落して、ずっと滝まで通行止めだったので今年までお預け状態だったのだが。
行った時間帯が悪くて、写真のできはイマイチなのだが滝自体はとても素晴らしかった。
これほど優美な滝は他にはないだろう。
我々が行った時はまだ滝までしか県道が開通していなかったので、自動車の通行は無かったのだが、開通したら県道のすぐ脇なので、三脚を広げての写真撮影は迅速に行わなければならないかもしれない。

姥ケ滝
2006/9/24  石川県白山市  詳しいレポートへ
こちらも新潟から日帰りで行ける滝であるが、白山スーパー林道の通行できる期間が意外に短いのと通行料金がお高い(普通車3150円)という理由でなかなか行くつもりになれなかった滝である。
惜しいことに紅葉の手前で水量も少なく、老婆が白髪を振り乱すような姿ではなかったが、それでも落差111メートルの迫力は充分に味わえた。
ちなみに、この滝のすぐ前に綺麗に整備された丸見えの(笑)露天風呂があり、これまた意外にもたくさんの人が入るつもりで遊歩道を歩いていた。
が、我々が行った日はかなりの高温で、足湯がせいぜいだったみたいだ。

   2017年のレポはこちら

米子大瀑布
2001/4/14    長野県須坂市
早春の夏日を記録した日にお花見がてら出掛けました。しかし、花見遊山にいいことはないようです。
須坂市に入って、りんご畑の広がるなだらかな住宅街を親切な標識どおりに進むと、道路の整備された山道に出ます。しかし、整備されているのは道路だけで、早春のこと、全く落石や積雪の処理はされていませんでした。途中まではなんとか進んだのですが、道が全て残雪で塞がっていて、ノーマルタイヤではスタックして崖下に転落するのは、必至だったので、滝に行くのは断念しました。せめて山道の入り口に残雪があってスノータイヤ以外の自動車は行けないと書いておいて欲しかったです。
救いは、麓に『湯っ蔵んど』という500円で入れる温泉施設があったこと。設備は充実、泉質もよく、拾い物でした。これがなければ須坂市の印象は最悪になるところでした。
左の写真はよく分からないと思いますが、滝へ至る山道で偶然に出会ったカモシカです。近いのでまた行きます。

米子大瀑布リベンジ
2001/9/16
きっと呪われているんだと思います。
左の標識の通りでございます。
土砂、崩落、道路決壊と書いてあります。緊急の通行止めらしいので、一週間前の台風のための雨によるものと思われます。
道路決壊ということは、きっと修復にはかなり時間がかかると思います。
これは、神様が我々に米子大瀑布は、今年じゃなくて、もう2、3年後に見なさいと言っているんだと思って諦めるしかないです。
いつころまでで通行止めが終わるかこの場には書いてありませんでしたので、行きたい方があったら、須坂市に問い合わせたほうがいいと思います。

米子大瀑布
2002/4/27   長野県須坂市  詳しいレポートへ
めでたいことに、ついに米子大瀑布に行き着くことができました。今度は須坂市の観光協会に問い合わせた上で行きました。今年は春とはいえ暑いくらいの日が続いたので、道路にも雪は全くありませんでした。
やっと見ることができた米子大瀑布はものすごい滝でした。写真、右側が不動滝、左側が権現滝、二つあわせて米子大瀑布といいます。柱状節理の見事な断崖絶壁から双子滝のように豪快に垂直に流れ落ちています。不動滝には滝に打たれるくらいの所まで近づくことができますが、この滝を鑑賞するのは、正面にある丘の上から2つの滝を同時に眺められる滝見台からが一番いいと思います。少し遠いので、(不動尊より1.8キロ)来た道をそのまま帰る人もいるのですが、それではこの滝に来た意味が無い、と断言できます。
まるで映画のFSXのような、現実でないようなパノラマを見ることができます。
自然は、とんでもないものを造ります。

  2017年9月10日のレポはこちら

三本滝
2000/7/29    長野県安曇村
国道158号から混雑しているだろう上高地方面は避けて、乗鞍高原に向かう山道を行きました。三本滝は、ドライブインの裏手の道を40分近く歩いて見ることができます。この道程がけっこうなハイキングコースなので、いいかげん疲れるのですが、その疲れを癒すほど見事な滝です。と、言うのも一目でタイプの違う滝が2本同時に見れるのです。左は豪快に落ちる水量の多い滝、右は岩肌に簾状にサラサラと落ちる女性的な滝。これが同時に見られるような所はめったにないと思います。
この下流に吊り橋があって、その下にも滝があります。この3本を合わせて三本滝というのだそうです。
しかし、真夏に乗鞍高原を抜けて岐阜県に出るコースは大間違いでした。なんと、乗鞍高原は夏スキーのメッカでして、スキーをしたい人々の自動車で大渋滞していました。夏であれば岐阜県がわから入っていくことをおすすめします。夏以外は道路が閉鎖されている恐れもあるので要注意です。

*乗鞍岳へは2003年から一般車両通行禁止になりました。


三本滝
2005/8/13  長野県松本市  詳しいレポートへ
市町村合併により、三本滝は松本市になってしまった。
乗鞍高原の滝たちはすべて松本市の滝である。
実は、まだ見ていない乗鞍の滝を見るために長野に行ったのだが、まだ三本滝の詳しいレポをしていないのに気がついて、三本滝にも行ってみた。
上の説明で、つり橋の下の滝を三本目と数えているが、それは真っ赤な嘘で(こらこら)左側の本沢の滝のさらに左にひっそりと無名沢の滝が落ちている、と、現地の案内にも書いてあった。
が、今回もその滝を見落としてしまっている。
あまりにもひっそりというのも考えものである。

  2022年11月12日 ついに三本目を見た時のレポはこちら
田立の滝

霧が滝

天河滝
2001/9/23    長野県南木曽町
下の阿弥陀が滝から国道156、256、41、白河街道(県道62)、国道256、県道3、国道19と乗り継いで、約4時間で着いた。なぜ県道がまざっているかというと、地図で見ると国道256がものすごい峠越えなのに対して、ほぼ平行しているそれぞれの県道がなだらかなこと。走ってみて、当たりだった。とても走りやすい道でした。
国道19号から田立の滝に行く細い道も、いたる所に案内が出ているのでとても分かりやすい。
田立の滝は、下流かららせん滝、洗心滝、霧ケ滝、天河滝、不動滝、そうめん滝等数多くの滝群れの総称で、全て見て、元に戻るのには、4時間弱かかる。
我々は無謀な計画のため午後3時に駐車場に着き、全部見たら日が暮れるので半分、主瀑の天河滝まで行って引き返した。
最初の滝が見えるまで約1時間山を登るのだが、なだらかな上りなのであまり苦痛ではない。ただ、整備のために道に木の杭が敷かれているのだが、ほとんどハシゴを横にした状態。崖にハシゴを渡されているのを想像してほしい。しかも揺れたりする。なかなかアドベンチャーである。途中立派な吊り橋があって、3人以上乗るなと書いてあるのだが、どうしてこのハシゴ状態の木の道には何も書いていないのだろうか。
また、土砂崩れのため道が無くなって別の道が急遽作られていたりして、怖い。
左の写真は上が霧ケ滝。絶壁を何段にも別れて美しく落ちる滝で、これを見るためなら1時間くらいの登山はなんでもないという気にさせてくれる。
下は主瀑の天河滝。幅広の一枚岩から一気に落ちる滝は繊細な霧が滝を見たあとでとても潔く見える。霧が滝の下からこの滝の一部も見えて、とても規模の大きい滝に思える。
この先がまだまだたくさんの滝があるのだが、今回はおあずけ。いずれまたチャレンジしたい。
特記したいのが、帰りの渋滞。国道19号線を名古屋方面に帰ろうとすると、馬篭、妻籠の観光客と合流し、夕刻には大渋滞する。10キロを1時間というのろのろペース。
我々は途中までこの渋滞に乗ってしまい、しまいに頭に来て、反対方向へ自動車を走らせた。帰りが新潟方面だからできたけど、名古屋に帰るつもりなら時間はずらしたいものだ。
田立の滝

天河滝


左:らせん滝 右:箱渕
2006/11/4   長野県南木曽町 詳しいレポートへ
上の記述からなんと5年の月日を経て、ようやく田立の滝に再チャレンジすることができた。
今度は滝群の一番上流にあたり箱渕まで登ってみた。
主瀑の天河滝はもちろん素晴らしいのだが、その上流の滝たちも味わい深い滝が多いとわかった。
最初の滝が現れるまで山道を小1時間歩くのは前回経験しているが、天河滝より上流は初めての経験で、どれほどの時間がかかるかよく分からなかった。
結果的に、写真を撮影しながらでも2時間ほどで箱渕まで行けた。
天河滝より上流は大規模な滝は少ないものの、綺麗な渕や造形の豊かな岩盤の小滝がある。
これら全てを総称して田立の滝群としての百選であるので、ぜひとも歩いてみて鑑賞して欲しいものである。
もっとも、箱渕よりさらに上には高層湿原の天然公園というのがあるということだが、我々は根性がなかったので行かなかった。
高層湿原の豊かな自然に興味のある方はぜひどうぞ。

平湯大滝
2000/7/29    岐阜県上宝村
と、いうことで大渋滞の末についたのがこの平湯大滝です。
乗鞍スカイラインはたいそう空いていました。長野県と岐阜県に別れている上の三本滝と平湯大滝ですが、夏スキーの渋滞さえなければ、とても近いところにあります。
平湯大滝は国道158号沿いのとても分かりやすいところにあります。一見スキー場のようなところを入るのですが、矢印がきちんと出ているので迷うことはありません。
お土産屋さんもあって、観光地然としていました。
何の障害物もなく一直線に落ちる水はなかなか潔い滝です。
平湯温泉のバスターミナルに日帰り温泉施設があるので、自動車をとめてハイキングの疲れをとるのもいいと思います。  

*乗鞍岳へは2003年から一般車両通行禁止になりました。

平湯大滝
2004/2/21   岐阜県上宝村
ライトアップされる平湯大滝を見たくて、お昼頃新潟を出発、夕方に着いて、昼間の氷瀑となった平湯大滝、夜のライトアップされた平湯大滝を見てきました。
積雪があるため、入り口のスキー場から徒歩20分かけて滝前まで行きます。雪のない時には行けるお土産屋の前まではいけず、やや遠い所からの鑑賞になります。
凍っていない時の一直線の流れは途中から氷に変化していて、夏場とは全く表情が違います。
ライトアップの画像、当日のレポートはここからどうぞ。

阿弥陀ケ滝
2001/9/23      岐阜県白鳥町
前日の午後、いきなり思い立ってとりあえず福井県まで行って一泊し、翌朝国道158号線を九頭竜湖をのぞみながら向かいます。
国道156号から道の駅白鳥のごく近くで、入り口もよくわかります。ただ駐車場が大駐車場と表示してある所に行ってしまうと少し歩くことになります。まっすぐに滝に向かうとそうめん流しをやっているお土産屋さんの前に10台ほど駐めるところがあります。そこからとてもよく整備された遊歩道を歩いて、15分ほどで滝です。
とても素直でまっすぐな気持ちのいい滝です。滝の正直者といった印象のある滝です。帰りの遊歩道はまた別で、これも景観を考えて自然石のように見える石を敷き詰めた遊歩道です。とにかく楽で親切な遊歩道でとても印象がいいです。
流しそうめんが名物らしいのですが、まだ午前中だったので食べませんでした。

阿弥陀ケ滝
2011/10/10   岐阜県郡上市  詳しいレポートへ
滝めぐりのごくごく初期に訪問した滝なので、詳しいレポートのないままだった阿弥陀ケ滝、ついに10年ぶりに訪れることができた。
しかし、あいかわらず何かのついでみたいにバタバタとした訪問だった。
午後も遅くなってから行ったので、秋の谷はなんとなく薄暗かったが、ほんのりと黄色くなった植物をまとった岩盤が秋の風情をかもしだしていて、こんなにも美しい滝だったかとあらためてこの滝の素晴らしさを認識した。
10年ぶりということで、すっかり周辺のことが記憶になかったのだが、滝の岩盤の洞窟に行ける道もあり、滝のごくごく近くまで行くことができる。
 
阿弥陀ケ滝
2023/10/8   岐阜県郡上市 詳しいレポートへ
干支を一周して、また友人たちと再開したついでに立ち寄ることになった阿弥陀ケ滝。
またしても、すっかりこんな道だったっけ、と行き方を忘れてしまっていた。
ただ、滝の正直者と名付けた、あのまっすぐな姿はまったく変わらず、潔さにほれぼれする感じだ。
遊歩道には秋の草花がけっこう咲いていて、歩いていて楽しかった。
しかし、滝の裏側には行けないようになってしまっていた。

根尾の滝
2004/8/13   岐阜県下呂市  詳しいレポートへ
前々からこの滝アップダウンの激しい道を往復2時間歩かなくてはならな滝だと色々な方面の情報で知っていた。そんなわけで、ちょっと行くのに覚悟のいる滝だったが、この夏はあちこちで集中豪雨があり、手近な所で行ける百選の滝が無くなってしまった。ついに覚悟を決め、近くの温泉に宿を取り行って来た。
確かに下り下り下り、登り、登り、登り、の道のりだった。しかも音が聞こえるだけで、渓流の姿も見えない。なかなかつまらない遊歩道である。
しかし、そんな苦痛を乗り越えて行っただけのかいのある滝である。
特に夏の午後は滝全体に日光がまわり、虹まで見ることができる。
ただし、滝つぼのそばまで行くには沢を渡る必要がある。
幸い私たちが行った時は、例年になく水量が少ない時で、どんくさい私でもなんとかジャンプして向こう側まで濡れずに行くことができた。
もう少し水が多ければジャンプでは無理なので、濡れる覚悟か特別な装備が必要である。

根尾の滝
2008年11月2日  岐阜県下呂市  詳しいレポートへ
休みが極端に少なかった2008年の秋、無理をしてでも秋を捕まえたくなって、岐阜県に行った。
濁河温泉の周辺には魅力的な滝がたくさんあるのである。
一番の目的は、胡桃大滝という滝なのだが、そこまで行って根尾の滝様にご挨拶しないわけにはいかない。
そんなこんなで、巌立峡の紅葉を楽しみに繰り出した自動車の大渋滞にハマりながらあの谷まで歩いた。
秋の午後にも虹は出ていて、根尾の滝は虹の滝という印象が植え付けられた。
だが、今回は水が多くて、とても川を渡ることができずに、手前で滝を見ることになってしまった。

安倍の大滝
2003/12/28  静岡県静岡市  詳しいレポートへ。
静岡市という都市の所在地なので、それほど山奥ではないと思っていたら、あにはからんや安倍川の最上流までさかのぼる必要があった。しかし、そこもしっかり静岡市である。
滝に向かう遊歩道には3つほど吊り橋があり、最初の吊り橋はともかく、あとの2つはかなりスリリングな経験ができるはずである。
遊歩道を35分ほど歩くと滝に行き着く。滝は落差90メートルの直瀑。真冬のこの日は両側の岩盤にに氷をこびりつかせて、ドレスアップしていた。
なお安倍川周辺には赤水滝をはじめとして、たくさんの滝があり、比較的手軽に見ることができる。
安倍の大滝を中心に滝めぐりをして、梅ケ島温泉に泊まるというプランも滝好きにはたまらないだろう。

養老の滝
2001/5/5       岐阜県養老町
箕面から新潟へ自動車で帰るに当たって、途中でもう一本滝に寄れないかと捜したのがこの滝です。高速道路から比較的近く、道も分かりやすいです。とにかく養老公園という表示をめざせば大丈夫です。
我々は帰途を急いでいたので、名水のある神社には行かずに直接滝に一番近い駐車場へ向かったのですが、駐めるだけで1000円取られました。暴利です。確かに滝にはちかく、階段をちょっと降りるだけで滝でした。
修験の場だけあって、幽玄な雰囲気のある滝でしたが、観光地化しているので、酔っ払ったおじさんなんかがカメラの邪魔をしていたり厚底やミュールの女の子が転びそうになりながら来ているのがなんとなく哀れでした。
お土産を買う必要があるので物色してみても、ほとんど瓢箪グッズで、さすが養老の滝としか言いようがありませんでした。

  2018年12月30日のレポはこちら

浄蓮の滝
2002/12/30  静岡県天城湯ヶ島町  詳しいレポートへ
おなじみ、『天城越え』の歌詞に出てくる滝である。
カラオケの映像でもおなじみだし、よく写真を目にする滝でもある。で、私はかなりどうでもいいイメージを持っていた。どうせ観光でメジャーな滝だから百選に入ったんだろう、というワケだ。
それはいい意味で裏切られた。
とにかく美しい。滝の向かって左側に湾曲した柱状節理があるのだが、それが伝説の女郎蜘蛛の巣のように見える。伝説を知らなくても美しいレリーフのようだ。
また、滝壺がかなり深く、冬のこの日は張り詰めた深い紺色をしていた。
近くにワサビ製品のお土産屋さんがあって、その裏にワサビ畑がある。水路にびっちりワサビがあって、少々寒くなる。またマス釣り場もあって、かなり大きなマスが泳いでいた。
伊豆に行った時には、滝に興味がなくても、ちょっと覗いて損はない滝だと思う。
白糸・音止の滝                   静岡県富士宮市
かなり以前旅行で行ったことがあります。昔のことなので、もちろん写真がありません。白糸の滝は、女性的で美しく、歩いて行けるほど近くにある音止めの滝は、男性的で荒々しかったと記憶しています。有名な観光スポットなので、駐車場も土産屋さんも充実していました。

白糸の滝
2002/12/31  静岡県富士宮市  詳しいレポートへ
これほど有名な滝もないだろうという富士山麓の一大観光名所。以前行った時とは道の様子が違っていてちょっと困ったが、やはりさすがに白糸の滝、着いてみればかなりの数の観光客がいた。
ちょうど太陽光のよい時で、すだれのように溶岩層から流れ落ちる富士の伏流水には見事な虹がかかっていた。左の写真の部分のみならず、写真から右手に歩くと音止の滝への階段があるのだが、そこまでずっと脇の溶岩層から水がサワサワと落ちていた。それを全部合わせるといったいどれだけの幅広の滝になるのだろう。
どんなに観光地化された滝だとしても、ぜひ一度ご覧になってほしい。単純に綺麗さに感動できるはずである。よく晴れたお昼前後にはたぶん必ず虹もおまけについている。

  2015年4月11日のレポはこちら

音止の滝
2002/12/31  静岡県富士宮市  詳しいレポートへ
白糸の滝から歩いて5分とかからない。実は同じ川が上流で二手に別れて片方は白糸の滝、もう片方は音止の滝となって落ち、そして下流でまた合流しているのだ。自然というのは、本当に驚異的なことをしてくれる。
白糸の滝とは対照的に轟音をたてて25メートルを一気に落ちて行く。とにかく豪快な滝だ。
ただ鑑賞できるポイントが一カ所しかない。しかも、滝の上から見下ろす形になってしまう。この豪快な滝を滝壺から見上げることができたらさぞ迫力だろうのに、ちょっと惜しい。でも、滝壺までお土産屋ができたらそれはそれでイヤなのでこのままでもいいか。
どの本にもこの滝の名前の由来は曽我兄弟が仇討ちの相談をしていたときに滝の音が止まったという言い伝えから、とあるが、わたしはてっきり相談の音を消してくれる轟音だからなんだと思い込んでいた。とほほ。

  2015年4月11日のレポはこちら

阿寺の七滝
2003/12/27  愛知県鳳来町  詳しいレポートへ
新潟から一泊2日の範囲で行ける百選の滝はそう多くない。この阿寺の七滝はギリギリの範囲である。高速道路を利用して朝6時に出発して途中休憩も含んで7時間かかった。もっとも冬場だったので、高速道路がチェーン規制、一般道よりもノロノロ状態の場所もあったので、雪のないときよりは時間がかかったと思う。
整った遊歩道を気楽に歩いて行ける、気持ちのいい散歩ができる滝である。滝自体は思ったよりも高い場所から落ちる優美な段瀑だ。各段に綺麗な滝つぼがあるのを滝の脇にある階段を登ると見ることができる。
滝の落ちる沢やその支流にもいくつかの滝があるが、東海自然遊歩道に入ると道は登山道のようになるので、気楽には行けない。
もし阿寺の七滝を含んだ滝めぐりをするつもりであれば、本格的なハイキングの計画と装備をする必要があるだろう。
トップにもどる
滝レポート北海道へ
滝レポート東北へ
滝レポート関東へ
滝レポート近畿へ
滝レポート中国・四国へ
百名滝一覧表へ