2001.5.5 箕面の滝 ・ 2001.10.8 布引の滝
2003.9.14 八ツ淵の滝 ・ 2003.9.15 金引きの滝
2006.5.4 双門の滝 ・ 2009.5.3 原不動滝
2009.5.4 天滝 ・ 2009.5.4 猿尾滝
2012.4.28 八草の滝 ・ 2012.4.29 那智の滝
2012.4.29 桑ノ木の滝 ・ 2012.4.29 布引の滝
2012.4.29 不動七重の滝 ・ 2012.4.30 赤目四十八滝
2017.5.4 笹の滝 ・ 2017.5.5 不動七重の滝(再訪)
2017.5.5、6 中の滝 ・ 2018.5.5 布引の滝


箕面の滝
2001/5/5     大阪府箕面市
姫路に友人に会いに行った帰りに温泉に入りがてら寄りました。
友人に凶悪な猿が出るから注意しろと言われたのですが、朝食前の早朝に行ったので、猿はいませんでした。実に残念です。
阪急箕面線の終点からきれいに整備された滝道を45分ほど歩いた所に滝はあります。あたり一面楓の木だらけで、紅葉の時期にはさぞ見事だろうと思われます。
滝は緑深い断崖から一気に流れ落ちていて、爽快な気分にさせてくれました。滝の前に滝を見るためのテラスのような建物がありますが、そこにのぼってもあまり景観に変わりはありませんでした。
特筆すべきは、早朝のせいもあってか、地元の中年以上の健脚がたぶんタイムを競っているのだろうような素早さで遊歩道をドンドンと歩いて我々を追い抜いて行ったこと。彼らは滝の前でラジオ体操とか太極拳とかして毎日の健康を保っているようです。往復で1時間半かかる距離なので、驚異的であります。
自動車で行くには、駐車場が見当たりませんでした。われわれはホテルに宿泊したのでホテルの駐車場の利用ですが、このホテルはリゾート施設なので、有料の大きな駐車場があるようです。ホテルには駅を回り込んで、細くて急な住宅街の坂道をのぼります。看板が随所にあるので迷いません。駅前にショッピング用の駐車場があるかもしれません。

布引の滝
(雄滝)
2001/10/8     兵庫県神戸市
USJに行った時に泊まったのが新大阪駅の近くのホテルだったもので、つい、友人を引っ張って新神戸駅の近くのこの滝に来てしまいました。新幹線の駅のごくごく近くにこんなに立派な滝があるとは、本当に驚きです。
新神戸駅の改札を出たら、ロープウェーと書いてあるのとは反対側に歩きます。駅舎を出てすぐの細い道の壁にでかでかと布引の滝、と書いてあるので、矢印の通りに左折するとすぐに坂道になります。これを登っていくと住宅街なのですが、ハイキングコースの案内板もあるので、心配することはありません。
途中、急な階段を登る道と川沿いをゆくなだらかな道に分かれますが、なだらかなほうを行くと雌滝です。雌滝を見て、急な階段を登ると、さっきの急な階段に合流することになります。しばらく登っていくと、鼓滝があるのですが、緑が茂っていて、少し見づらかったです。またさらに登って行くと目の前に雄滝が現れます。この滝の前に休憩所があって、お弁当を広げる人達もいます。あれ、一つ見落としたぞ、と思ったら、この休憩所に行く小さな橋のすぐ下に見えるのが夫婦滝です。
布引の滝は、この4つの滝の総称だそうです。
新神戸駅から雄滝までゆっくり行って、ゆっくり戻って一時間弱です。
駐車場はたぶん、新神戸駅の近くにあると思います。
         
      雌滝                    夫婦滝

布引の滝
(雄滝) 
2018/5/5  兵庫県神戸市  詳しいレポートへ
本州の百選の滝の最後の滝として、島根県隠岐の島の壇鏡の滝へ向かったが、その帰り道の寄り道でなぜか神戸の布引の滝に立ち寄った。
と、いうのも、上段で分かるように、この滝に行ったのは私だけで、ダンナは行っていない。詳しいレポもない。ぜひにも行きたい滝だったというワケだ。
なんと17年ぶりの滝は、こんな感じだったかなぁ、という感じ。今回はGWということもあって、とにかくたくさんの人が滝のハイキングコースに来ていた。
ところで、この滝で一番苦労したのは、駐車場。新神戸駅の周りはがんばって探さないと駐車場がない。駅そのものの駐車場は混雑期は長蛇の列になる。
都会のそばにある滝ならではの、意外な苦労を強いられる。

八ツ淵の滝
(貴船の淵)
2003/9/14 滋賀県高島町  (詳しいレポートへ
近畿の滝を見たい一心でいきなり思い立って滋賀まで自動車を走らせました。いきなりだったので、まったく予備知識なし。地図でさえ現地で入手しようという魂胆です。それがあだとなって、とにかく全てにおいて時間が押された滝の見学となりました。
また、ちっとも予備知識がなかったために、とんでもない鎖場を行く羽目になり、半分命がけで岩の壁を登ったり降りたり、激流の上をジャンプしたりすることになりました。いや、予備知識があってもそのコースを行ったのだろうけど、あらかじめ覚悟をしているのといないのとでは驚き方が違います。とにかく、ものすごいコースでした。人の上り下りする鎖や足場はは整えられているのですが、もちろん命綱があるわけではないので、今までで経験した中でも一番の危険をともなう滝めぐりとなりました。
八つの淵(滝)の総称を八ツ淵の滝というのですが、それぞれに個性のあるすばらしい滝ばかりです。少々の危険をいとわないのであれば、ぜひとも最大の滝である貴船の淵まではチャレンジしてみてほしいと思います。
ちなみに、写真を撮影しつつ、一番奥の七遍返し淵まで行って往復で2時間半かかりました。

金引の滝
2003/9/15 京都府宮津市  (詳しいレポートへ
実は、全然期待もしないで行った滝であります。
京都に百選の滝がないのは困るから数合わせのために入れられたんじゃないのかなぁ、くらいにしか思っていませんでした。写真集の写真などはそれほど魅力的ではないのです。
が、行ってみて感激しました。ものすごくでっかい滝。一面の壁がすべて滝。しかも、その滝にじかに触れることができるのです。
整備された観光向けの滝のようですが、この日はわれわれしか滝を見に行くものもなく、静かなもの。滝とたわむれることができました。
近くのお堂とのショットは一枚の絵画を見るようでした。

双門の滝
2006/5/4  奈良県天川村  (詳しいレポートへ
まさか、行けるとは思っていなかった双門の滝に行ってしまった。
きっと百選の滝でもこの滝だけ行けずに残ってしまうのだろうなぁ、と、予測していた滝なのだが。
「いちご会」という滝好き山好き花好きのみなさんの集まりのオフで行くことになり、この機会を逃しては絶対に拝むことができない滝だということで参加した。
道のりは予想どおり険しいものだったが、しっかりとした梯子がとりつけられていたので、充分に注意すれば素人でも行ける。ただしかなりの体力は必要だ。私は帰り道にまともに歩けずにヘロヘロになってしまった。
天候によっては足場が滑り、命にかかわることにもなりかねないし、また、崖の対岸に落ちる滝なので、霧で全く見えないということもある。
予備知識、充分な装備、充分な体力と余分な水と食料を持って挑んで欲しい。
ちなみに、双門の滝まで、我々は林道の行ける場所まで自動車で行って、3時間半かかった。帰りはヘロヘロになった私のために倍近い時間がかかってしまった。

原不動滝
2009/5/3  兵庫県宍粟市  (詳しいレポートへ
この年、政府の景気対策のために、高速道路料金が土日祝日一律1000円で乗り放題、という実にありがたい値下げが実施された。
そんなわけで、GWを利用して短期間で複数の百選の滝をめぐることができる兵庫県に行くことにした。
ほぼ一日かけてやっと到着した兵庫県で最初に訪れたのが、この原不動滝である。
キャンプ場の奥にあるため、夕方の焼肉のニオイが印象に残ってしまった。
200円の観瀑料を払い、滝前に設置された吊り橋で滝を見ることになる。
確かに安全に滝前に出ることができるのだろうが、この吊り橋を吊るワイヤーが目と滝の下段の間を見事に横切ってしまうのが難点である。

天滝
2009/5/4  兵庫県養父市  (詳しいレポートへ
天滝へは遊歩道を40分ほど歩くとたどりつける。
天滝の下流もすばらしい渓流になっていて、鼓ケ滝をはじめ幾つかの滝を見ることができる。
百選の滝をいくつか巡っているが、もう一度といわず二度でも三度でも来てみたいと思った滝は、数少ない。そのうちの1つとなった滝だ。
とにかく、流れが素晴らしく、また落差もあって雄大な感じがする。
滝下から階段を登って、滝のほぼ中間くらい高さから滝の正面を見ることができる観瀑所もあり、さらに進むと、滝の上段を仰ぎ見る場所まで行くことができる。

猿尾滝
2009/5/4  兵庫県香美町   (詳しいレポートへ
駐車スペースからあっという間に滝に行けてしまう。
二段になっていて、下段と上段の表情がまったく違う滝で、遊歩道で上段の滝つぼまで行くことができる。
上段は綺麗な分岐瀑で、その岩盤の様子が仏様に見えるとか。
また、下段は猿の尻尾に見えるとか。
日本猿は尻尾短いでしょう、と、つっこみ所が多い滝である。
我々が行った時には、ちょうど地元の観光協会の方があったかいそうめんでもてなしてくれた。美味しかったです。

八草の滝
2012/4/28  和歌山県白浜町  (詳しいレポートへ
飼い猫の健康状態が良好になったので、3日の留守番くらいならできるようになった。この機を逃したら滝遠征にはなかなか出られなくなるので、GWを利用して南紀の滝めぐりをすることにした。
最初の滝が八草の滝。
前々から「シミ」とか「ショボイ」とか聞いていた滝だが、我々の行った時には少しは水の流れがあった。
しかし、なぜ和歌山県の中の百選の滝がこの滝なのか、この目で見ても不思議。ほかにすごい滝がたくさんある和歌山なのに。
とにかく、八草の滝は、スタンプラリーのスタンプの一つの滝、みたいな滝だった。

那智の滝
2012/4/29  和歌山県那智勝浦町 (詳しいレポートへ
まごうことなき、日本三名瀑の筆頭である。
長い間滝めぐりをしていて、この滝を見れていないのがずっと気がかりだった。
三名瀑を見ずして、何が日本百名滝めぐりのサイトだろう。
ということで、那智山の中の民宿に宿泊して、早朝にこの厳かな滝を見に行った。
前年の台風による水害で、滝壺付近の岩が崩れて痛々しい感じだったが、それでも素晴らしい姿を見ることができた。

桑ノ木の滝
2012/4/29  和歌山県新宮市  (詳しいレポートへ
この滝も前年の水害のせいで滝入口の案内が流されていて、見つけられずに、地元の人に聞いてたどり着いた。
滝は被害を受けていずに、早朝に行ったおかげで後光が差しているように見えるほど綺麗だった。
道を尋ねた地元の青年たちがこの滝の存在を知らなかったのは、実にもったいないことだ。

布引の滝
2012/4/29  三重県熊野市  (詳しいレポートへ
布引の滝は、ほかにいくつかの滝たちがあるので、一度に何本も滝が見られてお得な感じのする百選の滝である。
対岸に落ちる滝なので飛沫は浴びられないが、姿は布引の名前どおりの美しさだ。
飛沫は下流のかくれ滝等で浴びることができる。
百選の滝ではあるが、観光地化されていずに、滝見台も路肩にちょっとあるだけ。
駐車スペースもそれほどない。
それだけに滝を楽しむことができる。

不動七重の滝
2012/4/29  奈良県下北山村  (詳しいレポートへ
南紀滝遠征の旅で立ち寄る予定のなかった滝だが、前年の水害のため和歌山県の滝たちの一部が見ることができなくて時間があいてしまった。
ちょっと足を延ばせば奈良県、ということで、不動七重の滝も見ることにした。
滝直下に行く道もあるらしいが、今回は遠望で我慢しておく。
写真では迫力がないが、本当に大きな滝で、山を切り裂くように落ちている。
滝の展望台のある林道をさらに進むと、前鬼山という山の登山口になる。
 
不動七重の滝
2017/5/5  奈良県下北山村 (詳しいレポートへ)
奈良滝遠征をするにあたって、ほぼついでといった感じで不動七重の滝に立ち寄ることができた。
2012年とほぼ同じGWに行ったのだが、前回見ることがかなわなかった滝つぼを見ることができた。
滝つぼを見るとわかるが、本当に水がきれいな滝だ。
これほど巨大な滝があれほど青い滝つぼであることは、一種感動を覚える。

赤目四十八滝
2012/4/30  三重県名張市  (詳しいレポートへ
南紀滝遠征の旅で、まさかこの滝たちに行くことになるとは思ってもみなかった。
帰り道に時間があいてしまい、急遽立ち寄れる百選の滝を探したら赤目四十八滝だったのである。
ただ、急遽だったために、駆け足で見ることになった。
まさに滝に展覧会状態の渓谷で、本当に滝好きは歩いていて飽きることがない。
ただ、遊歩道に入るのに、一人300円、駐車代は1台800円、というのは、ちょっとお金かかりすぎかも。

七ツ釜滝
2014/5/4  三重県大台町  (詳しいレポートへ
この滝だけはたぶん見られない滝なんじゃないか、と、ずっと思っていた。登山道の崩落で通れなくなり、その後開通、またこの2014年になってからやっと復旧が進み大杉谷から大台ケ原の全登山道が通れるようになったコースである。
七ツ釜滝へは上からも下からも4時間以上確実に歩かなければならないのだ。
しかし、いつまた集中豪雨で行けなくなるかもしれない、という危機感から、行ける時に行ってしまえ、と山小屋を予約。体力ギリギリで七ツ釜滝まで行ってきた。
途中の千尋滝やニコニコ滝も素晴らしく、歩くだけの価値のある滝である。
とにかく渓谷の水が素晴らしく綺麗だ。
滝好きは一度は行くべき大杉谷だと思う。

笹の滝 
2017/5/4  奈良県十津川村 (詳しいレポートへ)
以前、南紀や大台に行った時、この笹の滝は道路が崩落して、通行止めて行くことができなかった。その後、いったいいつ行けるようになるのかと思っていたが、今回調べてみたら通行止めが解除になっていた。
この滝ばかりはいつ災害がおきて行けなくなってしまうかわからない。チャンスとばかりにGWを利用して行くことに。
思った以上に大きく、思った以上に美しい、無理やりにでも行く価値のある滝だった。
 
中の滝
2017/5/5、6  奈良県上北山村 (詳しいレポートへ)
滝好きがこぞって滝見尾根にチャレンジして、見たぞ撮ったぞと自慢する中の滝、へたれの我々は大蛇ーからの遠望でよしとした。
大蛇ーからだって、かなりの感動の風景が見られる。が、やっぱり遠いし、西の滝はほんのちょっぴりしか見えない。
実は、さらにさらにの遠望、又剱山の山頂からの風景も見ている。はるか彼方の中の滝、西の滝はもしかして、レアな風景かもしれない。

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