2004年5月2日 龍王の滝 ・ 2004年5月3日 轟の滝 ・ 2004年5月3日 大釜の滝
  2009年5月4日 雨滝 ・ 2014年1月1日 寂地峡五竜の滝 ・ 2014年1月2日 常清滝
2014年1月2日 八重滝 ・ 2014年1月2日 竜頭が滝 ・ 2014年1月2日 神庭の滝
2018年5月3日 大山滝 ・ 2018年5月4日 壇鏡の滝
2022年5月1日 轟の滝(徳島県) ・ 2022年5月2日 雨乞いの滝


雨滝
2009/5/4   鳥取県鳥取市  詳しいレポートへ
兵庫県の滝めぐりのついでに、比較的場所の近い雨滝にも足を伸ばしてみた。
百選の滝ではあるが、滝そのものよりも、滝を含めた空間がなんとも素晴らしい雰囲気をかもしだしている。
滝に行く遊歩道には、かつて巨木であった桂の古木もあり、滝前には小さな不動さまがいらっしゃる。
途中には湧水の滝である布滝もあり、その前にあるテーブルでお弁当を広げるのもよい。
ただ、兵庫がわから行くと、県道31号十王峠がとても険しく細い道なので、運転に自信の無い人は、鳥取市がわから向かったほうが懸命だろう。
滝前の遊歩道をさらに進むと、筥滝というとても綺麗な滝に行き着くことができる。

寂地峡五竜の滝
2014/1/1  山口県岩国市   詳しいレポートへ
年末年始の休日で8連休という長期休暇になったので、思い立って中国地方の滝めぐりをすることになった。
新潟より西であれば雪はそれほどないだろうという誤った認識で訪れた山口県だったが、さすがに山奥となると話は別でしっかり雪を踏みしめての訪問になった。
2014年最初の滝が五竜の滝という実に縁起のいいものになった。
遊歩道は積雪がなければ整備されていて歩きやすいと思う。下流から次々と滝が現れて、滝好きにはたまらない。
下流から、竜尾の滝、登竜の滝、白竜の滝、竜門の滝、竜頭の滝で、最後の竜頭の滝(左写真)が最も落差があって25メートルである。

常清滝
2014/1/2  広島県三次市   詳しいレポートへ
大阪のka-koさん、ダンさんのご夫妻と一緒にミニ滝オフで見ることができた。
霧がちな朝で、凍った遊歩道を歩いた先に現れた落差126メートルの大瀑布は本当に幻想的だった。
ka-koさんの話によれば、季節によって水量が異なるそうで、この日は水量が多かったそうだ。
おかげで素晴らしい滝を見ることができたし、オフの楽しさも味わうことができた。

八重滝
2014/1/2  島根県雲南市   詳しいレポートへ
下の竜頭が滝と一緒に「竜頭・八重滝」として百選の滝の1つになっている。
が、どうして一緒にされちゃったかな〜、というくらい素晴らしい滝である。
八重滝は渓流の滝群で、下流から猿飛滝、滝尻滝、紅葉滝、河鹿滝、姥滝、姫滝、八汐滝、八塩滝の八つの主な滝がある。とはいえ、渓流なので、流れはほとんど滝状で、八つの滝の名前は無理やりっぽくもない。
左写真はその主瀑である上段八塩滝、下段八汐滝。
最後の最後で大瀑布を見ることができる。
遊歩道は積雪がなければよく整備されていて歩きやすいと思う。
我々の足で往復1時間半だった。

竜頭が滝
2014/1/2  島根県雲南市   詳しいレポートへ
上の八重滝と一緒に百選の滝の1つとされている。
ということで、ついでの滝なのかと思って行ってみたら、どっちを選ぶか選びかねて、一緒にしてしまったと思うくらいすごい滝だった。
下流の雌滝と上流の雄滝(左写真)がある。
雄滝は、裏見の滝で、見事に跳ね上がった水流のカーテンごしに下流の世界を見るのは幻想的である。

神庭の滝
2014/1/2  岡山県真庭市  詳しいレポートへ
とてもよく整備された公園の奥の山から落ちている落差110メートルの大瀑布。
写真集の紹介ではだいたい一番上の滝の部分の写真しかないので、これほど大きな滝とは思わないでいた。
滝の前をいくつも橋がかけられていて、下流部分を入れる写真となると、どうしても橋が写ってしまうからかもしれない。
が、その橋も含めて神庭の滝は巨大で美しいと思う。
公園は有料で大人300円が必要だが、正月に行ったら閉園していて、簡単に入ることができたのでタダ見してしまった。すみませんです。
この公園のおかげで、こんなにすごい滝をたぶんハイヒールでも楽に見ることができる。
 
大山滝
2018/5/3  鳥取県琴浦町  詳しいレポートへ
本州の百選の滝、最後に離島の壇鏡の滝が残った。それと一緒に行くべく残しておいたのが大山滝である。
しかし、大山の名があるので日本海側にあるとばかり思っていたが、実は岡山県がわにある。と、いうことでセットにするなら岡山県がわの滝とセットにするのが賢明だと今回わかった。
滝は40分ほどの登山道的な遊歩道を登った先にあり、滝見台からけっこう遠い場所に落ちている。
滝つぼまで行けるルートもあるらしいが、我々は探さなかった。
下流には、小ぶりだがすぐそばまで行ける鮎返しの滝もある。
 
壇鏡の滝
2018/5/4  島根県隠岐の島町 詳しいレポートへ
離島、隠岐の島にあるために、どうしても後回しになってしまった壇鏡の滝。しかし、行ける時に行ってしまわないと、我々も体力がなくなってしまうかもしれない。本州の百選の滝の最後の滝なので、片付けてしまいたい気持ちも大きい。ということで、GWを利用して訪問。
がんばれば島内で宿泊しなくても、フェリーで行けることを証明したが、なんと滞在3時間。実質滝への往復だけで隠岐の島を去る形になってしまった。
あと、海が荒れると、フェリーはとんでもなく揺れるということを思い知った。
滝は、裏にも回れる優美な滝だ。
写真は雄滝。隣には雌滝もある。

龍王の滝
2004/5/2   高知県大豊町  詳しいレポートへ
記念すべきわれわれの訪れた四国の百選の滝の1本目である。前々から四国の道は細いと聞いていたが、本当に細かった。しかも集落が存在する生活道路が狭い。山の奥の奥に田んぼや畑があり、集落が存在する。そのさらに奥の梶ケ森といううっそうとした森の中に龍王の滝は存在する。
駐車場からはそれほど歩かない。運転の技術さえあれば、体力的には楽に見ることができる滝だろう。
滝つぼのすぐそばまで行けるので、滝を色々な角度から楽しめるのもいい。
それにしても、滝の前に横たわるあの木は、いったいいつから横たわっているのだろう。どかしてくれる人はいないもんだろうか。

轟の滝
2004/5/3   高知県香北町  詳しいレポートへ
予想以上に美しい滝だった。が、予想以上に道も細かった。相変わらずの四国の林道である。林道ではあるが、しっかりと集落が存在している道なのですれ違いも多い。
滝見台から始まって滝つぼ、対岸に渡って駐車場に出る周遊する遊歩道があるので、色々な滝の表情が楽しめる。
特に滝つぼまで行くと、だれでも目前にそびえる大岩に登って隠されている滝つぼを覗いてみたくなる。
大岩に登ると飛沫を存分に浴びることもできる。
が、この大岩、登るのは簡単だが、降りるのがものすごく怖い。飛沫でぬれて滑りやすいのだ。意外な所でアドベンチャー気分が味わえる。
各釜のそばまで階段があり、見事な甌穴を間近に見ることもできる。

大釜の滝
2004/5/3  徳島県木沢村  詳しいレポートへ 
これこそ四国の国道の醍醐味を味あわせてくれる滝である。国道沿いにあるので楽勝のはずの滝なのだが、この国道は完全なる林道である。滝よりもむしろ国道の細さが印象に残ってしまうような道のりだ。
滝は国道のすぐそばにある滝見台よりも滝つぼ付近まで降りられる階段があるので、降りてから見たほうがよい。大きく青い滝つぼがよく見える。
木沢村は滝の村で村内に百以上滝があるそうだ。ここに至るまでにも大轟の滝をはじめとした大小の滝をあちこちに見ることができる。
 
轟の滝
2022/5/2  徳島県南陽町 詳しいレポへ
この滝を思い出すにあたって、滝の素晴らしさよりもむしろ四国の国道のものすごさのほうが先に思い出されてしまう、認識の甘さを痛感した滝だった。
国道193号線で徳島県を突っ切るルートを選択したのだが、突っ切るどころかうねうねうねうねとんでもない走行距離になり、滝に到着したのはもう夕暮れ。
ほかにもいくつか滝を巡る遊歩道があったのだが、主瀑のみを駆け足で見る羽目になった。
本来であれば、巨岩の割れ目の向こうに見える幻想的な滝に感動するはずが、自動車酔い状態。
つくづく遠いところに行く時ほど下調べが重要だと思った。
 
雨乞の滝
2022/5/3  徳島県神山町 詳しいレポへ
上記の轟の滝から雨乞の滝までも同じ徳島県ながらかなりの時間がかかる。
滝のごく近くに宿をとったため、新潟に帰る当日の早朝にこの滝を訪れることができた。
遊歩道が整備され、下流からいくつかの滝を見ながら緩やかに登って行くと、最後に雨乞の滝の雄滝が正面に見え、首を右にめぐらすと、雌滝がはるか上方から落ちて来るのに対面する。
遊歩道そのものが物語のようでドラマチックである。
ただ、GWの早朝だと、雌滝は上段のみに太陽光が当たり、下段は真っ暗な日陰になる。
目では美しい全体の姿を拝めるのだが、写真ではコントラストがきつすぎて、全体像がよくわからなくなってしまったのが、残念。

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