2003.8.15 銀河・流星の滝 ・ 2003.8.15 アシリベツの滝
2003.8.16 羽衣の滝
 ・ 2007.7.15 賀老の滝
2007.7.15 インクラの滝 ・ 2013.8.14 オシンコシンの滝
2013.8.15 銀河・流星の滝


銀河・流星の滝
2003/8/15   北海道上川町  詳しいレポート
層雲峡という有名な観光スポットのハイライトともいうべき滝である。滝の前にある駐車場には団体旅行の大型バスがひっきりなしに出入りしている。しかし、駐車場や石狩川沿いの遊歩道からは二つの滝を同時に見ることはできない。
左の写真のような図を見たいのであれば、約20分の登山の末にある双瀑台に登らなければならない。
しかし、やはり、二つ同時に見てこその景観だと思う。時間が許すのであれば、ぜひ登ってほしいものである。
写真右側の流星の滝は直瀑。山を切り裂くように豪快に落ちる。左側の銀河の滝は分岐瀑。一本だけツーっと斜めに水が分かれている。流星の滝よりも高い位置から落ちる表情豊かな滝だ。
ところで、層雲峡は北海道の地図の上でもほぼ真ん中にあって、たいそう行きづらい所でした。もし千歳空港から自動車で行くつもりであれば、かなりの時間がかかることを覚悟しておいたほうがいい。とにかく、北海道は広い。

銀河・流星の滝
2013/8/15  北海道上川町  詳しいレポート
前回からなんと10年の月日がたっての再訪である。
滝の姿は変わっていないのに、駐車場から双瀑台に行く場所に立派なお土産店ができて、登り口が分かりづらいなんてことは全くなくなった。
しかし、一大観光地であることに変化はなく、観光バスや自家用車が次々と訪れていた。
前回行くのが大変だった層雲峡も、近くまで高速道路が伸びて、かなり行きやすくなっている。

オシンコシンの滝
2013/8/14  北海道斜里町  詳しいレポート
念願かなっての訪問である。
オシンコシンの滝は、北海道でも東の端っこ、知床半島にあって、よし行くぞという覚悟がないとなかなか行けない滝なのだ。しかも我々は墓参りという重大な任務を負っていたので、日本海がわから北海道を横断して向かう必要があった。
いや〜、北海道、毎回思うが、でっかい。
オシンコシンの滝は、水量がやや少なく、片方の流れしかよく見えなかったが、飛沫を浴び放題浴びられた。
滝の姿よりも何よりも、これで東日本の百選の滝をようやく全部見ることができたという感動があった。

アシリベツの滝
2003/8/15     北海道札幌市  詳しいレポート
札幌市民は幸せである。こんなに立派な滝をごく一部のものとする公園をいつでも利用できるのだから。ただし、駐車代400円を払えばのことだが。
とはいえ、この滝がある『滝野すずらん丘陵公園』は札幌市の端っこにある。市街に出ようと思うとかなりの時間が必要であろう。
で、公園自体も広い。閉園近くに行ってしまうと、一番近い駐車場からでも滝までは1キロ以上あるので、駆け足になってしまうので注意が必用である。また、公園の閉園時間になってしまうと滝だけ見るというわけにはいかないので、これも注意しなくてはならない。
バーベキューレストランのわきなどを通って滝に向かうので、果たして本当に百選に値する滝があるのだろうか、と、不安になってくるのだが、だんだんと森のような景観の道になっていき、行き止まりに幅広の美しい滝が見えてくる。
厚別川の本流の滝なのだが、この厚別川、ここから下流は公園の中を整備された形で流れて行く。しまいには親水広場の子供の水遊び場所にまでなってしまう。しかし、裏を返せば、それだけ綺麗な水だということである。
ちなみに、この公園にはもう2つ滝があるらしいのだが、どちらも工事中(滝の工事中って何)で見ることができなかった。


羽衣の滝
2003/8/16    北海道東川町  詳しいレポート
落差270メートル。国内第2位の落差の滝。
これが、実は天人峡温泉という温泉の少しだけ奥にある滝で、なんと浴衣に下駄履きでも見られてしまうという。実際我々はそんな親子連れに遭遇してしまった。
天女の羽衣のように見えるので羽衣の滝と名づけられたらしいが、こんなにでっかい羽衣をまとう天女はちょっと怖い。
しかし、滝の姿は優美だ。左の写真では分かりづらいが、右側からも滝が落ちていて、合流して滝つぼに向かっている。きれいに削られてなめらかになった岩盤をするりと滑り落ちていく水の姿は、やはり天女の羽衣と言ってもいいのかもしれない。
天人峡温泉から徒歩で30分もしないうちに見ることができるが、左の写真の滝つぼが見える場所までは、少し登る必要がある。滝つぼを見なくてもいいという場合はほとんど坂道もなく楽な道のりだ。
ところで、この羽衣の滝のほかに天人峡には敷島の滝という北海道のナイアガラといわれている滝も存在する。
わざわざさらに30分かけて行ってみた。
こちらは滝つぼまで行けてしまうので、水しぶきを存分に浴びることができる。が、坂道あり、ぬかるみあり、河原の石を渡る場所ありとなかなかハードな道のりである。

賀老の滝
2007/7/15   北海道島牧村 詳しいレポート
北海道滞在44時間。しかもメイン行事は墓参り、という中で、百選の滝を2つ見てきた。それができたのも、この賀老の滝のすぐそばの「ちはせ川温泉旅館」に泊まることができたからだと思う。
旅館から自動車で15分ほどで駐車場に着く。我々は午前6時半には着いていた。
30分強かけて滝のある川まで下りて行く。虹のオマケのついた素晴らしい滝を見ることができた。
滝見台もあるのだが、木が邪魔してよく見ることができない。滝全体を見るなら河原まで下りて行ったほうがよい。
それなりの装備をしていると、岩などを伝って、もっと近くまで行けると思う。

インクラの滝
2007/7/15  北海道白老町  詳しいレポート
午前8時に賀老の滝をあとにして、午前11時半にインクラの滝の駐車場に着いた。高速道路をガンガン飛ばしている。とにかく、北海道は広い。
あらかじめ断っておく必要があるが、現在インクラの滝への遊歩道は立ち入り禁止になっている。
本当に家ほどもある真新しい落石がゴロゴロしているので、近づくにあたっては、遺書でも用意しておいたほうがいい。
我々は立ち入り禁止は承知で自己責任で滝に向かった。しかも、雨だった。後になって本当に無謀なことをしたものだと反省している。絶対にお勧めできない。
滝自体は飛沫浴びまくりのすばらしい滝だった。
が、写真集で見た滝の姿とは微妙に違っていた。
常にこのあたりの岩盤が崩落し続けている証とも言えるだろう。
その崩落によって、なんとなーく落差が縮まった気もしないでもないけど。

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