2004年秋の滝めぐりその1
   不動の滝 その2小根津都の滝へ 





不動の滝
まるでカレンダーの写真みたいじゃ
ありませんか(笑)
滝と赤い橋と、あとは着物の女性でもいれば、
この滝は日本を表現するには充分すぎる滝だ。
紅葉がまだ始まったばかりだったのが
少し残念。



大きさ比較。
参道が滝の真横にぶつかる場所。
滝の最初の滝つぼの横になる。
傘はむしろ飛沫をよけるために使用。



こんな感じで撮影。
ダンナ、びしょ濡れですよ、そこでは。
この場所から橋に降りる道の上には
しめ縄がはってあった。


一番目の滝つぼ。
ばしゃばしゃ水が跳ねて来る。


下の部分。
キューブ状の岩があり、
水がその間をぬって流れる。
2004/10/9 不動の滝 岩手県安代町 落差15m

昨年の10月、体育の日にからんだ連休に東北の滝をめぐった。これが、紅葉もちょうどよく、お天気も素晴らしく、秋は東北に限る、という印象がついてしまった。
それで、今年は東北の百選の滝では残すこと3滝になったうちの『松見の滝』と『不動の滝』を見てしまおう、と、宿を予約した。1泊目は『松見の滝』にやや近い公共の温泉施設を、2泊目は岩手の友人宅という手はずである。
しかし、今年の体育の日の連休は大きく期待を裏切ってくれた。
なんと、台風である。
今年の台風はどういうわけか日本列島を縦断して、東北にまでぬけてしまう。我々が新潟を出発したその日の夜、台風は東北を通過する予報だった。

出発は雨模様。高速道路も雨模様。朝の段階では、東北に向かっている我々は台風のかなり先を走っていることになっている。
現に東北自動車道に入ったあたりで、雨も上がり、なんとか滝は見れるかな、という天候になっていた。
しかし、台風である。
なんたが、東北自動車道は妙に荒れていた。あちこちで故障車があり、事故がある。
ついには私たちが下りる不動の滝近くの安代インターのそばで反対車線ではあるが自動車がひっくり返っている大きな事故現場を見てしまった。パーツがこちらの車線にまで飛んでいるし、事故見物のために急にスピードを落とす自動車もあったりで、ものすごく危険な状態だった。
で、安代のICに着くと、大渋滞である。どうもその事故のせいで上り線が止められて、全部の自動車がいやおう無くここで降ろされてしまっているようだった。我々はここが目的地なので必要なかったのだが、通行止めの証明書まで貰ってしまった。

妙なことで足止めを食らってしまったが、とりあえず雨も降っていないなか、不動の滝に着くことができた。
この滝は、実は昨年の3月に岩手在住の友人に案内してもらうつもりだった。ところがこの日は暴風雪。ハイヒールでも行けるはずの不動の滝でも、吹雪ではどうにもならない。今回も友人に案内してもらってもよかったのだが、旅程の都合上、行きがけに片付けてしまうほうがよいと考えた。
国道282号線を南下して、JR花輪線の向こうに立つ赤い鳥居をくぐって駐車場にたどりつくと、自動車は殆ど止まっていなかった。
紅葉の時期の百選の滝なのになぁ。売店も閉鎖されている。ここはどうも観光名所からは外されてしまった滝のようだ。
ま、台風だから人出が無いのは仕方ないか。
ふと見ると駐車場から先の参道にもいくつも鳥居があり、なかなか雰囲気がいい。
  
駐車場から見える鳥居。横には剣も立っている。

  参道を歩くと、さらに鳥居。門のようなものの下もくぐる。
念のため傘を持って歩き出すと、鳥居の右手に湧水発見。飲めるようになっている。しかし、どう見ても沢から直接引いただけだな、という設備で、実際に飲んでみたが、ちょっと喉にひっかかる感じの水だった。
さらに歩きだすと、5分もしないで滝にぶつかった。
ぶつかった、というのは、正しい表現である。参道は神社の下を通り、滝の真横に出るのだ。つまり、滝の真ん中にぶつかっている感じである。
雨は落ちていなかったが、ここで傘が役にたった。流身の真横なもんだから、飛沫がすごいのだ。
傘をさして、近くまで寄り、傘をさして写真撮影した。

ふと見下ろすと、滝の前に赤い橋があり、その上で先客のカップルがじっくり写真撮影している。彼らが終わってからそこに行くつもりだったが、なかなか動かないので、仕方なしに私たちも橋まで降りて行った。
正面から見る滝は、真横の滝とは表情が違い、なんとも優美な感じがした。直瀑の下は、分岐して流れているので、模様のついたドレスのように見える。
さらに橋を渡って遊歩道を下ると橋と滝のツーショットが拝めて、これもなかなかいい。
滝に人工物は似つかわしくないが、時に絵になることもある。これはそのいい例じゃなかろうか、と思った。
橋を渡った先の遊歩道は駐車場にも通じているが、この時は工事中で通れないので、来た道を戻った。

ところで、写真を撮影するのを失念してしまったのだが、駐車場の案内地図にある滝横の不動様の像の絵がまるで雪だるまである。あの絵はないんじゃないか、と思っていたら、現物の不動様も丸々した不動様だった。あの絵は正しい(笑)ぜひ、現地で確認してください。
  滝の真横の不動様。丸顔。
交通
不動の滝  
東北自動車道安代ICを降りて右折。国道282号を東北自動車道沿いに松尾八幡平ICに向けて戻る感じで進む。道は集落の真ん中を通り、やがて田んぼが開ける場所に出る。左手にはJR花輪線。その向こうに赤い鳥居が見えたらそこが不動の滝の入り口だ。桜松神社へと通じている。
赤い鳥居からけっこう自動車を走らせるので心配になるが、案内はきっちりしているので大丈夫。
公園のような敷地が現れ、駐車場になっている。
売店などもあるが、我々が行った時には閉鎖されていた。トイレもあり、利用できる。
  
あら、大事な鳥居が真っ暗でよく分からない。左端の山の手前にあるんですが。手前の道が国道282号。道の向こう側がJR花輪線。

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2004年秋の東北滝めぐりその3(十和田湖周辺の滝)へ
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