![]() 平川不動滝 正面から見た図。 真正面からなので、小さな滝に写ってしまった。 末広がりに落ちる綺麗な滝である。 ![]() 大きさ比較。 ダンナは滝つぼよりやや下った場所に 立っている。 私は不動尊と同じ高さから撮影。 ダンナよりかなり上の位置だ。 ![]() 「不動の瀧」。という石碑から撮影。 この両脇に杉がある。 しめ縄があったために、 杉を入れた写真は うまく撮影できなかった。 ![]() 落ち口。 最初ストンと落ちてから 岩に当たって分岐する。 この上流ほんのわずかの場所に 駐車スペースがあるわけだ。 ![]() 滝つぼ。 といっても、浅い。 岩をなめるように落ちる滝なので、 滝つぼはほとんどなく、すぐ沢になる。 |
2006/12/24 平川不動滝(落差40M) 群馬県沼田市 2006年滝納めの群馬2本目の滝は平川不動滝である。 単純に駐車スペースから徒歩5分とあったので落差と距離で選んだ。 が、意外にもその駐車スペースまでの道が遠かった。いや、遠いというよりは細い。 我々は出発地点が砂川不動滝だったので、まず赤城山を駆け下りて県道62号から薗原湖まで登り、湖脇の道を通って国道120号に復帰した。 そこから国道120号を北上し、吹割の滝の脇を通ってさらに進む。 途中、「平川小学校」と書かれた道へと右折する。ここは信号機などのない道なので注意が必要だ。よく見ると平川不動尊などと書いてある看板もあったかと思う。国道からの曲がり角なので、後続車があり、写真に撮れなかったので確認できない。 とにかく泙川沿いの道に出て、奈良方面に進む。右手の崖のかなり下の方に川が流れている感じになると、道は未舗装になる。 これがまたいつ崩れるかわからない状態の道なのだ。時々路肩があぶなっかしい場所もあったりする。 あらかじめの知識が駐車場から近いお手軽滝という誤った知識だったために、この道で本当にいいのかと危ぶみながら自動車を進めた。 途中道路にころがっている落石をどかしながらしばらく進むと、右下に下りる道があった。看板が出ている。「古瀧庵不動尊」。なんじゃ、そりゃ。 ![]() だが、どう考えてもここ以外には平川大滝の場所はなさそうなので、その道に入って行った。 入るとすぐに駐車スペースがあり、そこからさらに下って行く石燈籠に挟まれた道があった。どうもそちらに進んで行くと滝があるらしい。 ![]() ふと見ると駐車場の裏にあたるあたりに小川が流れている。もしかしたら、これが滝のモトかしらん、と頭をかすめる。 とりあえず歩道を下って行った。コンクリートの道なので、足元は危なくないが、斜面は急である。 左側が川になる形で、途中で勢いのいい水流の音がした。 つと見ると、滝の水が横から眺められた。 あ、やっぱりあの小川が滝になっているんだ。つまり、我々は滝の落差分下らないとならないんだ。 途中、川に進む分岐の道があったのでそちらに進む。どっちみち同じ場所に合流する道らしいが、できるだけショートカットしたかった。 ショートカットの道は本来の参道からちょっと外れた道らしかったが、杉と杉の間に渡されたしめ縄の下をくぐって、不動尊の境内に出ることができた。本当に5分だった。 不動尊の建物は比較的新しく、その裏手に回るとすぐ滝が見えた。 ![]() 滝は泙川に流れ込む支流の滝で、垂直の岩盤に沿うように落ちている。 ちょうど不動尊から見ると、杉と杉の向こうに岩盤と滝が見え、滝自体が絵画のようにさえ見える。 見る位置が滝つぼではなく、ちょっと高い位置からなので、それほど落差が無く見えてしまうのだが、ちょっと下って見上げるとやはり落差40メートルはある大滝だ。 この日は水量が少なく、むしろ直瀑っぽく見えたが、水量の多い時は綺麗に分岐するのだろう。 滝を撮影していて、ふと泙川の上流のほうを見てみると、巨大な砂防ダムがあった。そのダムの横にも滝らしきものがある。 らしきもの、というのは、その水の出ている場所がどうも人工的な穴なので、ダム建設の産物なのかもしれない、という感じなのだ。 ![]() ![]() このあたりの泙川の両側の岩盤はとにかく垂直に切り立っていて、いくらでも滝ができそうな気配だった。 無事滝を見終えて、あとはこの滝納めの締めくくりの滝に向かうだけである。 何度も来ている百選の滝「吹割の滝」はすぐそばだ。 そのC 吹割の滝、鱒飛の滝へ |
交通 本文中を参照してください。 |
2006年滝納めその@ 宿谷の滝へ
2006年滝納めそのA 砂川大滝へ
2006年滝納めそのC 吹割の滝、鱒飛の滝へ
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