2006年夏の滝めぐり  その@ その泊滝へ
松見の滝

2006/8/13 松見の滝(落差90M) 青森県十和田市

2006年の夏休み、どこに行くかはかなり前から決まっていた。昨年の夏以降、飼い猫の病気のために泊りがけの滝見に行けなかったので、秋に予定していた東北の滝見旅行ができなかったのである。
さっさと東北の百選の滝を片付けてしまいたい、という気持ちも前々からあった。
さりとて、春の連休には東北の滝は見に行けない。なぜなら、雪に埋もれているからである。であるとしたら、夏しか無いでしょう〜。
そんなわけでさっさと宿を予約してしまった。

ところが、である。この冬は例年よりも積雪が多かった。
松見の滝はいいとして、茶釜の滝へ行く道が7月中旬の段階で雪のため危険な状態だった。滝を見に行くのは、8月下旬以降にしてくれ、と地元の方のホームページに書いてあった。どういうわけか今年は梅雨が長く、7月一杯梅雨が続いた。気温も高くならない。残雪の状態はわからない。この東北旅行を決行すべきかどうか、決められない日が続いた。
しかし、梅雨が明け、けっこう気温が高くなる日が続いた。8月下旬も8月中旬もそんなに違わないじゃないの。下旬にオッケーなら、中旬でもややオッケーくらいになっているはずだ。と、わけのわからない理屈をつけて、ついに東北行きは決定したのである。

会社の休みの都合上と、家に猫をおいていく都合上、長く東北にいるわけにはいかない。今回の東北の旅は、松見の滝と茶釜の滝だけを見るというピンポイント作戦をとることにした。とはいえ、どちらの滝も長い行程を要する。ほかに滝を見る余裕はないだろう。

そんなこんなで、8月12日の夕方に新潟を出て、東北自動車道の渋滞にハマり、奥州市(旧水沢)の宿に泊まって早朝に松見の滝に向かった。(宿のレポはこちら
贅沢なことに、日本中からわざわざそこにやって来る大観光地である奥入瀬の道を一つも止まらずに通過する。2004年に雨の中いちいち滝ごとに止まって撮影していたのが嘘のようである。もちろん有名な銚子大滝もパス。滝好きにあるまじき行為である。
午前7時に水沢の宿を出て、午前10時に2004年に確認しておいた松見の滝に入る林道に到着した。

松見の滝
河原からではなく、
少し上の滝見台から撮影。
青空でなかったので、
空を入れるよりここからの滝の
形のよさを選択した。



大きさ比較。
って、分からないってば。
赤丸の中に私が手を上げて
立ってます。
最大限近づいているが、
滝の岩盤よりは少し手前だ。
河原から見ると、
滝はこんな風に見える。



滝に向かって右側は斜面が崩れている。
いつ崩落してもおかしくない状態だ。



落ち口。
松見の滝の「松」が見える。



中段と下段の間の部分のアップ。


上の大きさ比較の私の位置から見た
中段と下段。
意外に傾斜があるのがわかる。



中段と下段の間。
岩盤が鋭く削られている。



すぐそばの岩には、
イワオトギリが咲いていた。




恒例、滝前コーヒー。
感無量です。





東北のフキって、でっかい。
真ん中にショートホープの箱を
おいてみた。



この花、たくさんあったけど、
名まえがわかりませ〜ん。



ヤマホトトギス。


川辺にたくさん咲いていた。


ハナウドじゃないかな。


ソバナもあちこちに咲いていた。


よく見るとかわいいハナタデ。


ゲンノショウコだと思う。
林道沿いに当たり前に咲いていた。



つり橋のそばには、
クルマユリの姿もあった。



踏み跡に入ってからみつけたキノコ。
私の足と比べてもデカい。



帰り道に遊んでくれた
アサギマダラ。



私でも撮影できた。


ヨツバヒヨドリは、蝶のお気に入り。

さて、松見の滝。この滝に行くには2つのルートがある。
一つは、奥入瀬渓流のすぐ脇にある「黄瀬」バス停から林道を歩いて片道3時間かかるコース。
もう一つは、奥入瀬から蔦温泉方面に進み、蔦温泉の手前にある蔦沼林道に入り、自動車で林道を進み、徒歩片道1時間半で行けるコース。
我々はもちろん徒歩の短い蔦沼林道コースを選んでいた。
あちこちのホームページを探し、分かりづらいという林道のコース地図もしっかり印刷して持って来ていた。
だが、今年はとにかく様子が違った。
2種類のホームページの案内を印刷して持って行ったのだが、そのどちらにも最初に十字路が出てきて、そこを左折、次にY字が出てくるので右折、と書いてある。それは明確な案内だったはずだ。
ところがである。十字路が無いのだ。無いまま、Y字になってしまっている。で、仕方ないのでY字の右を進むと、しまいに自動車では通れないくらいの道になってしまった。
戻ってみる。怪しい箇所はあった。ここが十字路なのかもしれない、という場所である。が、右側に道が無いのよ。直進と左に進む道しかない。右側は、丸太がごろごろ転がっている空き地だ。しかも、付近にあった山林の看板には「重沼尻林道」とある。
そうでなくても、この林道、どうも川になってしまったような雨があったらしく、デコボコがひどい。そのデコボコをたった昨日くらいに砂利で仮に埋めた、みたいな道なのである。いきなり不安になった。
林道入り口まで戻ってみる。我々は蔦沼林道ではなくて、重沼尻林道に入り込んでしまった可能性が強い。
で、一度蔦温泉まで行ってみて、ゆっくり戻って林道を探した。
これが、無いのだ。どう考えても我々が入った林道以外に自動車が入れる林道は無い。ところが、目印となるはずの林道名の杭が、たしか2004年に来た時にはあったような気がするのに、今回は無い。
ウロウロしてしまって、時間はもう10時半を回っていた。
私たちには一つの懸念があった。
つまり、雪のために茶釜の滝は見れないかもしれない、という心配である。
そのうえ、林道で迷って松見の滝まで見れないでは、今回の東北は何の意味もないではないか。
考えを切り替える必要があった。
黄瀬バス停からの林道徒歩であれば、まず間違えようの無い道のはずである。確実に滝が見られるのであれば、徒歩の時間が長くてもそちらを選ぶ以外はない。
往復6時間。日没までに戻ることを考えると、タイムリミットだった。
自動車を奥入瀬がわに向ける、奥入瀬渓流館湧水館のある大きな駐車場からそれほど十和田湖方面に戻らずに黄瀬のバス停はある。が、目立たない。木立の奥にトイレがあるので、それが目印である。我々は見落としかけた。自然に溶け込む「黄瀬」という木の看板があるので、とにかく注意して川の方を見ていないといけない。
トイレの前に駐車スペースがある。ここに駐車してあとは徒歩だ。
仕度を整えて、出発した。
  
「黄瀬」の公衆トイレ。このトイレには手洗いの水道がない。

すぐに橋で奥入瀬川を渡る。渡るとすぐに潟Rバヤシの別荘のような施設が左手に見える。そのまま直進。まもなく、ゲートだ。
ゲート前には数台の自動車が止まってした。なーんだ、ここまで自動車で入って来れるんじゃないの。ゲート前は駐車禁止とあったから、トイレ前の駐車場にしたのに。禁止なのはゲートの直前で、脇はオッケーらしかった。
  
突き当たりがゲート。10時47分。

さて、ここから3時間の長旅が始まる。ま、登山道じゃなくて、林道だから、そんなに苦痛でもないだろう。心配なのは時間だ。日没と、本日の宿のチェックインが待っている。つい足早になった。
右手に黄瀬川を見ながら、自動車も楽々通れるような林道を歩く。この道ってば、さっき入った林道よりもずっと広くてずっときちんと整備されていて、危険なんて無いように思える。なんでこの道に自動車を入らせてくれないんだろう。
平坦な林道が続く。それにしても蒸し暑い。隣に川が流れているのに、ちっとも清涼感がない。羽虫もやたらに多い。うっとおしいったらありゃしない。
  
黄瀬川に落ちる滝。11時10分。

道端の花にちょっと寄り道しつつ、歩いて行くと、30分ほどでつり橋が出てきた。つり橋?これを渡るのか?
慌てて印刷した資料を広げると、ずっと林道を歩くと書かれている。つり橋は渡らない。よくよく見てみれば、つり橋を通り過ぎてすぐに足元に落っこちてしまった松見の滝への案内看板があった。松見の滝まで6.6キロだそうである。実感のない数字だ。
  
右手が黄瀬川。広い林道だ。

  
つり橋。これは渡らない。11時18分。

  
落ちてしまっていた看板。あと6.6キロ。
そこから15分ほどで、今度は左側の岩盤が崩落し、それを鉄骨と板でせき止めている場所に出た。この板じゃ大規模に崩れたら押さえられないでしょう。現に右手の川の中には、崩れた岩がゴロゴロしている。なるほど、これは怖くて常時ゲートを開けておくわけにはいかない。
  
岩盤の崩落箇所。崩れたらひとたまりもない。11時33分。
そこから10分も歩かないで、道が二股に分かれている場所に出た。道には何の案内もない。轍の感じからして、やや左にカーブして見えるまっすぐな道に進むのが普通だろう。だが、徒歩なので間違えたら取り返しがつかない。念のためまた資料を広げる。
あれれ、よく似た看板の写真がある。この看板の場所で橋のあるほうに進む、とある。この看板はとてもよく似ているのだが、資料にはちゃんと松見の滝への案内看板もあるということになっている。
探してみると、他の余計な看板はあったのだが、松見の滝の案内はなかった。
どうする、間違うわけにはいかない。が、看板がそっくりなのと、橋がすぐそばにあるのとが決めてで、とにかく右に曲がることにした。
結果的にこの選択でよかったのだが、それにしても、どうしてこの分岐点での松見の滝の案内看板が無くなってしまったのだろう。
この林道に入る人は松見の滝に向かう人が多いだろうのに、分岐での案内が無いと遭難しかねない。あえて3時間歩く覚悟をしている人に遭難の危険を負わせるようなもんである。百選に選んだからには、せめて案内くらいはしっかりしてほしいものなのだが。
  
赤いほうが正しい道。11時40分。

  
「山を甘く見るな、きのこ採りの遭難に注意!」という看板が目印だが、いつなくなるかわからない。この二股を右に行く。むしろ右側に見える「ここは黄瀬山国有林です」という注意書き看板のほうがしっかりしているので、なくなることはないだろう。この看板のあるがわの道に入る。

  
上の二股を右に曲がるとすぐにこの橋になる。二股の位置からでも橋は見える。

  
橋を渡ると登りがキツくなる。
とにかく、我々は橋を渡り、そこから先の行程を急いだ。いや、急ぎたかったのだが、急げなかった。そこから急な登りになったのだ。
林道なので自動車の登れる範囲の登りなのだが、沢沿いをゆるゆる歩いて来た今までの道と比べるとかなりきつい。しかも、いつまでもいつまでもつづれ折を繰り返し登るのである。
分岐の選択が間違っていたかもしれない、という気持ちがあるので、必要以上に疲れてしまった。
ちょうど時間も正午になったので、途中で小休止。
そこからもうちょっと登ると、道が方向を変え、なだらかになった。
15分ほど平坦な道を歩くと、ついに見えてきた、あのゲートは、潟Rバヤシの社有地であることを示すゲートである。
これが出てきたので、やっと正しい道を進んでいたのだと確信できた。
  
これより先は潟Rバヤシの社有地。12時25分。
さてさて、ここから約1時間かかって松見の滝に行かなければならない。
潟Rバヤシの社有林は綺麗なブナ林で、気持ちよく歩くことができる。あたりが緑に染まったように見える。
ブナ林をしばらく歩き、道が登りになって少し登ると左側が植林された杉林になった。杉林になって500メートルほどで松見の滝への踏み跡になるらしい。
この杉林はこの時期なかなか綺麗である。杉の根元はほとんどすべてアジサイなのである。水色の花が林道沿いに広がっている。
ゲートから30分ほどで松見の滝への踏み跡に到着した。
資料によると、この踏み跡には案内看板があるのだが、もう少し先の国有林内に移動されていたこともあるらしい。社有林であるため、案内看板は置けないという措置かもしれないが、もしこの案内看板がなければ、我々は踏み跡を発見することはできなかっただろう。
ちゃんと戻されていて、本当によかった。
いくら社有林だって、そんな意地悪されたら遭難してしまう。別に何か盗むわけじゃなく、滝を見たいだけなんだから、案内看板くらいはしっかり立てておいて欲しい。それとも、滝を見に行く人ってば、ものすごくマナーが悪いんだろうか。どうですか、みなさん?
  
ブナ林が途切れ、左側に杉林が見える。12時50分。

  
両側が杉になり、右側にちょっと広い退避スペースがあるあたりに踏み跡入り口がある。

  
青い松見の滝20分という看板がある。12時58分。
で、踏み跡。
案内看板がなければ見落としていたというのは、決して過大な表現ではない。両側からアジサイが迫っていて、道じゃないふうに見える。よくよく目を凝らせば、これが道なんじゃないのか、とわかる程度である。
アジサイをかきわけて進むと、杉林の中に入る。このあたりまで来るとやっと踏み跡は踏み跡としてくっきりとしてくる。が、杉林をすぎると、今度はクマザサの攻撃を受ける。どひゃ〜、両側からクマザサだ〜。道を覆って通せんぼすること数メートル。
道自体が踏み跡程度で狭い上にやや傾いていて、ササを掻き分けていると足をすべらす。足に気をとられると、ササに顔をひっぱたかれる。我々はいったいここで何をしているのだ、と、疑問が頭をもたげる。
とにかくがんばってそこを通り抜けると、イヤっていうほど下る。せっかく登った分、全部下る勢いでつづれ折に踏み跡は続いている。
おおむね踏み跡は分かりやすいのだが、時々どこに向かって行くんだこの踏み跡は、という道が分岐しているので注意が必要だ。目印はほとんど無いが、方向的には右下に下りて行くつもりであれば間違いない。
踏み跡に入る場所にあった案内看板には松見の滝まで20分とあったが、我々は25分かけてやっと滝の正面の滝見台のような場所に出た。
  
アジサイの中に分け入って行く。

  
このあたりまではまだマトモなのだが。

  
ダンナ〜、どこにいるのぉ〜。ササの攻撃中。
うおー、松見の滝だー。やっと着いたー。
そこそこに写真を撮影して、河原に下りられる道へ行く。
とにかくヘロヘロに疲れた。汗びっしょりである。どこでもいいから荷物を下ろしてホッとしたかった。滝を見たという喜びよりもむしろ着いたという喜びのほうが大きかった。
ちょうど河原に先人がしつらえたらしい大きな石を積み上げたテーブルと流木の椅子があった。そこでお湯を沸かして昼食にする。
滝の前にはちょうどいい空間が広がっていて、そこにいるのは我々だけである。
流木の椅子に2人で並んで滝を眺めながらコーヒーを飲んだ。
松見の滝がギャラリーがいようといまいとお構いなしに落ちている。
それにしてもホッとした。これでとりあえず東北に来た意味ができた。もし茶釜の滝に行けなくても、松見の滝に行ったというだけで充分である。
  
滝から振り返って撮影。分からないと思いますが、赤丸の中にダンナがいる。つまり、これくらいの空間が滝前に広がっている。
腹も満たされ、今度は本格的に写真撮影することにした。
ただし、それほど時間はとれない。もう午後2時をまわっているのだ。5時には駐車場に戻りたい。宿のチェックインは6時。駐車場から宿のある大湯温泉までは1時間はかかるだろう。
バタバタと撮影し、荷物をまとめて出発する。
林道に出るまでは登りである。大変だろうなぁと思っていたが、これが下りより楽で、20分で林道に復帰。途中、ヨツバヒヨドリに群れる蝶を撮影したりアサギマダラに遊んでもらったりして潟Rバヤシのゲートに着いたのが15時20分。あとは林道をとにかく下る。
途中、空がいきなり暗くなり、雨が降るのかと思ったがそんなこともなかった。まだ3時台だというのに夕暮れ時のような暗さのなか、虫も鳥も鳴かない異様なブナ林を歩くことになった。
行きのような、この道でいいのか分からない不安がなかったせいか、要所要所の目印に着くのは早かったような気がする。が、やっぱり距離は長い。
最後の目印のつり橋から先がめちゃくちゃ長く感じた。やっぱり疲れているしね。林道のゲートが見えた時は本当に嬉しかった。
駐車スペースに着いたのは、午後5時ちょうど。昼食を含めて6時間15分の行程だった。

全身汗まみれになったので、トイレで着替える。それでも汗くさいまま出発し、奥入瀬を通り抜けて、十和田湖を通り過ぎて、本日の宿大湯温泉に到着した。(宿のレポはこちら

実は蔦沼林道コースで行っていれば、少なくとも3時間近くは時間が短縮できたはずなので、帰り道に奥入瀬の滝ダイジェストとか、2004年に行きそびれている小衣の滝などを拾いながら行くつもりだったが、そんな時間なんか全くなかった。
茶釜の滝を前に6時間歩いちまった。
さあ、明日は体力が持つのか?大湯温泉は、筋肉の疲れを癒してくれるのか?そして、茶釜の滝のある夜明島渓谷の雪はどうなっているのだ?
そんな「?」におかまいなく、十和田湖の日はあっさり暮れていった。

                 そのA 泊滝 へ続く。
交通(黄瀬バス停コース)
最寄ICは、東北自動車道十和田IC。
国道103号を北上し、まず十和田湖を目指す。十和田湖に出るまでに発荷峠を越える必要がある。
峠の頂上からは十和田湖が一望できるので、一休みするのもよい。
十和田湖の東側を通り抜け、国道103号のまま北上すると奥入瀬渓流の脇を通り抜ける。
混雑時で渓流渋滞はパスしたい場合はもう少し先まで行って国道102号を利用する手もある。
102号と103号が合流し、さらに北上すると左側奥に目立たない公衆トイレのある黄瀬バス停留所がある。
もし見落とした場合は、奥入瀬渓流館とか、奥入瀬グランドホテルなどのある大きな駐車場が出てきたら行きすぎたと思えばよい。
公衆トイレの前にも駐車スペースはあるが、少し先に進んで、奥入瀬川を渡り林道ゲートのすぐ前にも5台ほど駐車スペースがある。少しでも歩く距離を短くしたければこちらを選ぶとよい。
あとは、右欄の通り、延々と林道を歩く。
途中、迷いそうな箇所もあるので、右欄をよく見て行って欲しい。
約1時間半で潟Rバヤシの社有林を示すゲート、
そこから30分ほどで入り口の踏み跡。(ここの案内看板は移動されるかもしれないので、要注意)
踏み跡を下ること20分強で松見の滝である。
夏場は羽虫やアブなども多いので、虫除けは必要だ。
林道歩きがほとんどなので足回りはスニーカーでも大丈夫だが、踏み跡に入ると登山道と変わりない。
また、夏場は草が激しいので、掻き分けるために軍手も必要になる。
いずれにせよ、行程が長く、やや分かりづらい道なので、入念な下調べと準備、心構えをしてから訪れてほしい。林道歩きは意外にバテるので、体力とも相談すべし。
また、私有地を通る滝なので、くれぐれもマナーの悪い行いはしないように。ゴミやタバコのポイ捨てはやめましょう。(いや、私有地でなくても当然なんだけどさ)

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