袋田の滝





袋田の滝
1本1本の水のひだがちぢれていて、
レースのように見えます。
ただし、勢いは凄まじいレースです。



大きさ比較写真。
見ず知らずのカップルです。
シルエットになるのがいいですね。



生瀬の滝。
手前の緑は多分桜だと思うけど、
幹の感じがちょっと違ったので
別の木かも。


自然研究路より望む、
袋田の滝のすぐ上の流れ。
カナダの川のよう?


なんという山野草か、
ちょっと不気味。

2002/4/13 袋田の滝(四度の滝) 茨城県大子町
三春の滝桜を見たついでに福島県境の袋田の滝を見に行った。ついでと言っても三春から2時間強のドライブである。
本当は同じ福島県の滑川大滝に行くつもりでいたが、前日に私が腰をいためてしまい、急遽そんなに歩かなくても見に行けるだろう袋田の滝に目的地を変更した。
たしかに、袋田の滝はそんなに歩かなかった。
滝より1キロほどの所にある無料の町営駐車場を見落として、滝にかなり近いお土産屋さんの駐車場に500円払って入れたので、もう散歩コースである。一人300円のトンネルも全長276メートル。坂というほどの坂でもない。
トンネルの中には春夏秋冬の滝のパネルなどがあり、ああ、この滝は凍結するのかー、と冬にも来たい気分にさせる。
トンネルの中は明るいが、滝を見る出口では、ハッと息を飲む。滝の白さが輝くばかりなのだ。しかも水が迫ってくるほどの迫力。ちょうどアーチ状になっている出口がうまいフレームになって、滝の大きさを演出している。
  
正面の白いのが滝
鑑瀑台にでると、圧巻。間近に滝を見ることができる。が、間近すぎて滝を上から下までワンフレームに収めるのはほぼ不可能。今回は合成用の分割写真も撮影しなかったので、部分のみとなった。
トンネルの中ほどから滝の下流にある吊り橋に出ることができる。この吊り橋からも滝が鑑賞できる。また違った表情の滝が見られる。
  
    
右うえに吊り橋。左下は滝の一部。           吊り橋から見た滝。
 左上にトンネルから行く鑑瀑台が見える。
     

吊り橋をわたると、右手の高台に別の滝見台がある。あの位置から滝が見えるのかしらんと思うくらいの場所にある。そちらに向かって歩いていくと、ふと鉄製の階段が上へ上へとのびているのが目に止まった。看板を見ると自然研究路とある。しかも、先には『生瀬の滝』というのがあるとある。あ、滝…。だめだって、滝好きに滝の文字を見せては。20分かかるとの文字とひたすら続いている階段にめげず、つい足を踏み出してしまう。
    
   
左:鉄製の階段。右、階段から見たお土産屋の屋根、屋根。
登りましたさ、もくもくと。真面目に全部階段でしたとさ。半分くらいは鉄製の階段。あとはコンクリートの階段が続いている。
しかし、眼下には、ここまでこなければ味わえない袋田の滝の上流の美しい流れが見える。まるでカナダかどこかの流れのようだ。もちろん行ったことはないけれど。
途中で自然研究路と生瀬の滝への別れ道があり、階段とお別れ。やや歩いて遠くに生瀬の滝が見えた。小ぶりの袋田の滝。でも滝壺の感じがユニークでこちらのほうがダルマに見える。滝見台の回りは桜らしい木もあったがすでに散ってしまい葉桜。もう2週間はやければ、桜に彩られた滝が見れたかもしれない。
  
滑川大滝をやめてこちらにしたのは腰が痛かったからなのに、結局階段20分登るという真似をしてしまった。大馬鹿もきわまっている。即座に温泉に行って筋肉をほぐしたのは言うまでもない。ありがたい道の駅『奥久慈だいご』のレポートはここへ。そうだ、吊り橋を渡って右側の高台にあった滝見台には足がヘロヘロになって行く気になりませんでした。
交通
国道118号線はJR水郡線と平行して走っている。そのJRの常陸大子駅と袋田駅のまんなかあたりに国道461号に入る所がある。道しるべがいちいち出ているので迷わない。
ただし、無料駐車場はお土産屋が密集している辺りより滝から離れているので注意。行き過ぎたと感じたら戻ればよい。滝に向かって進んでいる場合右側にある。
リンク
大子町観光協会  http://www.infonavi.co.jp/~daigo-k/


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