2005年滝初め
四万温泉周辺の滝たち
![]() 甲里不動大滝 これは滝の上半分。 落差は全体で10メートルほど。 滝の近くには雑木があって、 緑が茂る頃には見えづらいかもしれない。 ![]() 大きさ比較。 ただし、ダンナは滝よりかなり手前に 立っている。 ![]() 沢の真ん中の石の上から撮影。 流れに変化がある滝だ。 所々にツララができていた。 ![]() 小倉の滝 落差40メートル。 斜めの岩盤をゆるやかに幾条にもなって 下りて来る優しい表情の滝である。 ![]() 大きさ比較。 といっても、滝までけっこう距離がある。 むしろ滝見スペースと滝との 距離感がわかると思う。 滝は右手上方はるか上から落ちている。 沢は右手下方に向かって流れる。 ![]() 滝下部。 黒い岩盤に白いフリルが美しい。 ![]() 滝の正面は崖。 谷の突き当たりにある滝なので、 空が切り取られたように見える。 ![]() 小泉の滝 落差8メートル。 温泉施設のすぐ下にあるが、 そんなせせこましいロケーションを 感じさせない風情がある。 見事なまでに整った滝だ。 ![]() あずまやから見える全体像。 雪のハイライトの中に暗く沈んだ滝つぼ。 滝だけが明るく落ちている。 ![]() 摩耶の滝 落差20メートル。 正直、あまり期待していたわけではなかった。 が、見てみてびっくり。 ものすごい水量の滝なのだ。 それが一直線に下の沢に落ちている。 ただ、狭い場所なので、滝の全体を見る ことができない。残念。 ![]() 滝と滝見スペースの距離はこんなもの。 右端にがんばったカップル。 左端に滝が見える。 ![]() 手を伸ばしてカメラを下を覗き込むような 角度にして滝つぼが見えないかどうか やってみた。 ギリギリ落下点の水煙が見えた。 ![]() 滝のまわりにはツララがたくさんあった。 ![]() 最も印象的だった飛び出し部分。 びゅっと飛び出す水と下から流れる水が 交差して混ざり合って落ちて行く。 ![]() あずまやから左前方を見ると 細い滝が落ちている。 これも落差がある立派な滝である。 下のほうは幅広に広がっていた。 ![]() 当日はものすごくよいお天気。 真っ青な空がスコーンと開けていた。 |
2005/1/2 群馬県吾妻郡 今年も滝好きの上にも初日が昇った。12月には滝納め、1月には滝初めがつきものになってしまった。別に決まりというわけではないのだが、どうせだから満足する滝見を年の初めにしたいものである。 ついては、我々には12月の滝納めの時にもらった宿題があった。 道の駅「おのこ」で発見した滝「甲里不動大滝」を見なくてはならない。群馬在住の滝好きの大先輩、春爛漫さんが実際に探してくださり、丁寧に行き方もUPされている。 1月の滝見というと、新潟ではほぼ不可能である。一部海岸沿いの滝などもあるので、雪には邪魔されないが、満足できるほどの大瀑布は期待できない。新潟の名だたる滝のほとんどが雪の中に埋もれているのだ。 そこで滝初めとなると県外の滝にならざるを得ない。しかも雪が無くて、お天気が望める場所である。近場ではなかなか無い。 そこでずっと頭の隅にあった「甲里不動大滝」のある群馬県に行ってみようということになった。群馬なら関越トンネルを越えたらすぐである。ただし、心配はあった。年末から関東には雪がかなりの量降った。正月はよいお天気だったとはいえ、群馬は寒い。きっと解けてやしないだろう。果たして山の奥の滝まで行けるものだろうか。 道路状況をネットで調べてみたら道路にはほとんど雪はない。なんとか行けるんじゃないか、と判断した。 まずは、甲里不動大滝に行く。 これは、本当に春爛漫さんの案内が詳しかったので、少しも迷わずに行きつくことができた。国道のごく近くでなかなか流れの美しい滝である。うっすらと雪があったが、歩行はスニーカー程度でも困らないくらいだった。 滝の近くに不動堂があり、初詣をしていなかった我々は奇しくも滝の神様の不動様が初詣になってしまった。 ![]() ![]() つづいて、自動車は四万温泉へと向かう。まずは一番歩きそうな「小倉の滝」へ標準を合わせた。国道を四万川ダムに向けて走ると、案内表示が出ていた。国道わきに駐車場がある。さて、これが小倉の滝へ行くための駐車場か?いや、どうも違うようだ。国道から林道が延びていて、小倉の滝はその先にある。林道、除雪されているのか? よくよく見ると、新湯川沿いに道があり、自動車1台分くらいは除雪してあった。先のほうには民家も見える。 もしかして、民家のあるところまでしか除雪していないかもしれないが、とにかく行ってみることにした。 道は狭いながらも綺麗に除雪してあって、難なく登ることができる。やがて、小倉の滝と案内があり、駐車場は坂の上だと書いてあった。どうも野外スポーツ林の駐車場らしかった。が、そこへの坂道が除雪してなくて、わずかに轍があるのみ。我々の自動車は登りきれない。仕方がないので、少し手前にあった退避スペースに自動車を止めた。 よーし、ここから歩きだ。 ふと見ると、看板がある。小倉の滝まで2.5キロ。あれれれ、春爛漫さんのページで確かめたら20分で着いたとあるから、2.5キロでは距離がありすぎる。と、いうことはこの先まで自動車が入れるはずなのだ。 が、道は除雪していない。 人が歩いた道が1本ついているだけである。 雪さえなければ、半分くらいですむ道のりを我々は歩くことになってしまったわけである。しかも、雪。 幸いこの日は雲ひとつない晴天で、それほど寒くもなかった。雪道は、まあ、慣れているし。人が行ったあともあるし。なんとかなるだろう。雪があるし、往復2時間は必要かなぁ。 長靴に履き替えて、出発した。 ![]() ![]() 最初は自動車も通れる林道を歩く。あまり急な登りもなく、快適に歩けた。15分ほど歩くと、少し開けた場所に出た。進行方向の道に通行止めのマークがある。どうやらここまでが通常であれば自動車で来ることができる場所らしい。 ここまでは数人の足跡があったが、ここから先は足跡が極端に少なくなっていた。1人か2人か、とにかくその程度の足跡しかついていない。5分も歩かずに吊り橋に到着。吊り橋の下は綺麗な流れで、上流側には滝といっていい落差のある流れがあった。これが地図にある「ガマ石の滝」かと思ったが、よく調べると違うようだ。 ![]() ![]() 吊り橋から先は今までとちがって、山を登る角度が急になる。それでも先人の足跡をたどって進んで行く。よかったねぇ、足跡がなかったら道がわからなかったねぇ、なんて言っていたら、ダンナの足が止まった。 「諦めたな」 さらに斜面が急になる場所で唯一の足跡がUターンしていたのだ。幅広い道が左にむかってカーブしているらしい雪景色。しかしよくよく見ると上に向かって階段が埋っているらしい雪景色がある。 先人はここで滝に行くのをあきらめて戻ったらしい。 こら〜。こんな所まで来て諦めるな〜。我々は初めてここに来るんだから、道なんかわからないんだぞ〜。 だが、左に進む道はどうもそこから下っているらしい。滝に行き着くとしたら、右手遠くに流れているらしい沢に沿った階段の道以外にない。 そういえば、と、イヤな思い出が脳裏をかすめる。昨年、2004年の滝初めの塩原でも、雪のなか足跡をたよりに歩いて行ったら、その足跡の主は途中で引き返してしまっていたということがあった。そんな歴史、繰り返さなくていい。 足跡が無いものだから、ダンナが先頭にたって、足元を確認しながら歩くことになった。雪の深さはだいたい長靴のフチくらいである。が、雪をかきわけて進むので、ジーンズは雪だらけになってしまった。 登りはまだいい。終盤、階段を下る場所が出てきた。これは怖い。どこからどこまでが階段の1段なのかわからない。ダンナはひょいひょい行くが、私はすり足で階段のヘリをさぐりあて、カニ歩きで階段の形状がわかるように雪を踏み固めながら進んだ。そうしないと帰りが怖い。 ![]() ![]() そんなふうに慎重に進んでいたにもかかわらず、少し道が岩でゴツゴツしているらしい場所でツルっとすべってしまった。ぎゃあ。 積雪があるので、ダメージは無い。無いが・・・。首からさげていたデジカメがずっぽり雪に埋もれてしまった。掘り出した時には真っ白である。振っても拭いても雪は細かい場所まで入り込んでいて取れない。マズイ。 人がジタバタしているのにダンナはさっさと滝前に行って撮影していた。 遊歩道は大きな岩をぐるっとまわるようにできていて、後方で何が起きているのかなどわかったものではないのだ。 カメラが雪に埋まったと言うと動くのかと聞く。試しにスイッチを入れてみると、何事もなく動いた。毎度ながら丈夫なカメラである。今回のコケで史上最大の傷をつけられたにもかかわらず、カメラはきっちり動いてくれました。ありがや、ありがたや。 「小倉の滝」は予想していたより大きかった。しゃらしゃらと水流が細かいフリルのような流れを作って落ちてきている。 滝を見るスペースが限られていて、真正面からは見れない。やや横顔から見る形になる。また、滝の正面には沢は流れず、滝から90度曲がって沢になっている。滝の真正面は絶壁の崖である。 惜しいことに雪が白く、繊細な流れの小倉の滝の水も白い。滝自体が目立たなくなってしまっていた。もっと本格的に真っ白な雪景色ならよかったのだが、これくらいの雪は滝の水の白さを殺してしまうのだなぁと痛感した。 再び今来た道を戻り、駐車した場所に向かう。さすがに帰りは新雪に足跡を刻むわけではなかったので、楽に感じられた。 時間を見てみると往復で1時間半かかっていた。思ったほど雪のための時間のロスは無かったようである。いや、体力はかなりロスしたけれども。 もう午後1時をだいぶ回っていた。このままではエネルギー不足で倒れてしまう。とにかく四万温泉に行って昼食にありつこう。 ゆずりは大橋を渡ると右は温泉街、左は日向見地区とある。ここは次の目的地の「摩耶の滝」に近い日向見地区に行くことにする。 が、日向見地区に入り、「薬師堂、摩耶の滝へ行かれる方はここに駐車してください」と書いてある場所に自動車を入れてみたが、ものすごく寂しい場所だった。なんにもない。こ、これはお昼ご飯は抜きか?それで雪道を摩耶の滝まで行くのか? 幸いおやつを少し持っていたので、それで凌いでなんとかなるかもしれないが。 とにかく摩耶の滝がどのあたりにあるのか、入り口まで行ってみようということになった。なにしろその駐車場はどう考えても摩耶の滝からはかなり遠いのだ。国道から摩耶の滝の遊歩道が伸びているはずなので、そこまで自動車で行って、そこに駐車できないかどうか確認することにした。 薬師堂の上のかなり細い坂道を登り、国道に出ると正面に遊歩道の入り口があった。きっちりとした道に見えたが除雪はしていない。が、足跡はあるようだった。 しかし、国道は両脇に雪があり、路駐できそうな場所はない。 もうここで諦めて温泉に入ってしまおうかしらん、とも思った。ならばお手軽な「小泉の滝」くらいはおさえておかないと。 もう一度日向見地区に行き、小泉の滝を見る。 道路沿いのあずまやから見下ろす滝は小ぶりながら美しい滝つぼをたたえた形のよい滝だ。雪景色の中にあって、ちっとも埋没していない。 絵になる滝というのはこういう滝なのかもなぁ、と思った。 ![]() さて、進行方向から行くともう一度日向見地区の日向見荘の前を通ることになる。ここに「日帰り温泉」と「ランチ」というのぼりがあるのをさっき見ていた。が、この日は清流の湯というもう少し下流の温泉施設に入るつもりでいたので、ランチだけ食べるわけにもなぁと思っていたのである。 しかしよく見ると、温泉のある建物のほかに「日向見茶屋」というのがあって、そこで軽い食事だけできるようになっているではないか。 よかった。空腹をかかえずに済む。 そこでおいなりさんとそばなどを食べつつ、お店の人に「摩耶の滝」に行きたいのだが、と聞いてみた。 地図によると薬師堂のそばに町営の駐車場があるらしいのだが、よくわからなかったのだ。 店の人は丁寧に教えてくれ、摩耶の滝へ行くのは登りがけっこうキツイので気をつけてくださいと言ってくれた。いやいや、さっき小倉の滝を見てきたんだと返すと、少しは安心したらしい。が、食事し終わってお金を払う際にも気をつけて、と念をおしてくれた。 店の人のおかげで、町の駐車場が薬師堂のほんの隣だとわかったのでそこに駐車して、あとは徒歩で行くことになった。 ここから国道に出るまでの車道が実は全行程の中で一番斜面がキツかった。 国道から「摩耶の滝遊歩道」と書かれた道を登って行く。すぐに自動車では入れなくなるだろう場所になった。 足跡は複数あるので、かなりの人が滝を見に行っているのかもしれない。 少し歩くと、あ、いたいた。前方にカップルがよたよた歩いている。 さらに進んで遊歩道の案内の看板が出ている場所でカップルに追いついた。若い彼らは、スニーカーと防寒のブーツという無謀な足回りである。 「あと、ここまでの4倍はあるよ。行く?」 などと話している。やめたまえ。雪は甘くないぞよ。 彼らを追い越し、サクサク歩いて行くと、ダンナがふともらした。 「俺たちの他には前に1組いるくらいだなぁ」 足跡が登り方向にしかないというのだ。 つまり、まだ戻って来ていないのである。 あらイヤだ。滝好きが同じ時間にバッティングしちゃったのね。などと思っていたら、前方に3人の人影が見えた。それほど時間をおいていなかったらしい。 どうもおっさん3人組のようである。状況からして、彼らが新雪に足跡を刻んで進んでいるのは明白だ。これは彼らに道つけ役をやってもらったほうが楽にきまっている。ゆっくり進もう。 ![]() ![]() ![]() ![]() だが、どんなにゆっくり進んでも追いついてしまった。 なぜなら、小さな規模の雪崩がおきたらしく、遊歩道が雪で埋まってしまっていたのである。しかし、先頭集団はその雪の山をものともしないで進んで行く。ものすごいパワーである。 そのものすごいパワーの原因を追いついて知ることになった。 こ、こいつら酔っ払っている。酒の勢いでぐんぐん進んでいるのだ。そら恐ろしいことである。 「お客さーん、気をつけてねー」などと酔っ払いに心配されながら雪崩箇所を通過。まさか来ないだろうな、と思いつつ、あのカップルが後ろから来る可能性を考えてできるだけ道をしっかりつけつつ歩く。さすがに雪崩の雪の上は怖かった。 ![]() ![]() やや進むと、酔っ払いたちが悩んでいる。目前の道に「立ち入り禁止」の札があるのだ。だが、道は続いている。 今まで雪崩だろうがなんだろうが進んで来た酔っ払いに立ち入り禁止が何かの制止効力を発揮するだろうか。無理だ。どんどん進んでいく。いつのまにか酔っ払いの真ん中に入ってしまったダンナもどんどん行ってしまう。 私は少し遅れて写真などを撮影していたが、ふと、立ち入り禁止の札の前に下に続く階段らしい雪景色があるのをみつけた。 「おーい、ちょっと待って。下じゃないの?」 確かに「摩耶の滝すぐそこ」と書いてある札もある。が、それが立ち入り禁止の向こうのすぐそこなのか階段の下のすぐそこなのか、角度的に分かりづらい札だった。 ![]() とにかく酔っ払いたちが「そーだよねー、滝は下だよねー」なんていいながら戻って来た。 今度はダンナが先頭、私が次、という形で階段を下りた。後ろが酔っ払いである。またしてもカニ歩きで雪を踏み固めながら階段のヘリがよく分かるようにして下りる必要があった。上から降って来ないでいてくれただけでも酔っ払いをホメてあげなくてはならない。 階段をおりきると、あずまやが見えた。 あずまやの向こうに細い滝がある。あれが摩耶の滝ではないことは、事前に写真などを見ている我々はすぐにわかった。が、どうも酔っ払いはあの滝を摩耶の滝だと思っているらしい。もうほおっておこう。 あずまやから右手奥に入った所にものすごい勢いで噴出している摩耶の滝があった。 これも滝見スペースが限られていて、真正面から見ることができない。 また、覗き込んでも滝つぼがクリアに見えない。 素晴らしい直瀑なのだが、やや横向き、しかも全容を写真に収められない滝である。 どれほど写真撮影していたかわからないが、ややして、なんとあのカップルもやって来た。がんばったなぁ。 滝の前にある説明板によると、美しい娘と立派な男が出会った縁結びの滝らしいので、彼らとしては絶対に見てみたい滝だったのかもしれない。愛のパワーである。 酔っ払いは酒の力、カップルは愛の力、われわれは、滝○か力で雪をものともせずに摩耶の滝に来たというわけである。 ![]() 引き返すときは、一番最初に戻って来た。こちらも駐車した薬師堂から1時間半ほどで往復したことになる。 これにて本日の滝見は終了だ。もう充分だろう。雪道を合計3時間も歩いたのだから。 お昼に寄って印象のよかった「日向見荘」の温泉に入って帰ることにした。 「日向見荘」の玄関に行くと、茶屋で気をつけてねと心配してくれた人がいて、「行ってきました」と報告することができた。 温泉でゆっくりあったまって、本年の滝初め温泉初めは無事終了した。(温泉のレポートはここへ。) |
交通 「甲里不動大滝」 春爛漫さんのサイトに実に詳しい行きかたがあります。最寄ICは関越自動車道渋川伊香保。国道17号を沼田方面に向かい、鯉沢の交差点で国道353号に入る。しばらく走ると右側に道の駅「おのこ」がある。ここの周辺地図にも滝は記されているが、その案内ではまず滝には行きつけないだろう。そのまま国道353号を走って行くとこみいった集落のようになる。この集落が途切れかかってて左側に川が見えるようになるあたりがポイントである。自動車整備工場の隣の沢が滝のかかる沢だ。が、上欄の駐車した道の入り口は高速道路から行った方向からは入れない。どこかでUターンして行かないと入るのは無理。 「四万温泉」 最寄ICは渋川伊香保IC。国道17号を沼田方面に向かい、鯉沢の交差点で国道353号に入る。あとはひたすら四万温泉の表示どおりに進めばよい。国道353号のほぼ終点が四万温泉である。国道353号を走りって行くと左側に四万温泉情報ポケットというバス停のような小さな駐車スペースがある。ここに四万温泉の細かい地図があるので入手するといい。 「小倉の滝」 四万温泉に入り、温泉街のほうには進まずにダムのほうにそのまま国道を走って行くと、新湯大橋という橋の手前に小倉の滝へ行く林道がある。案内はしっかり出ているので見落とさないと思う。この林道に入って細い道をやや進むと左手に「野外スポーツ林」がある。この向かいに下に向かって下りて行くさらに細い道がある。この道に入る。ここでも案内はしっかりとしているので迷わないと思う。すぐに橋を渡り、杉林の間を通りぬけ、やや進むと広い場所に出る。自動車はここまで。あとは徒歩で滝に向かう。通常であれば、20分ほどで滝に着けるだろう。雪の場合は野外スポーツ林まで除雪はされている。 「小泉の滝」 国道353号湯薬師トンネルをくぐってすぐに右折するとゆずりは大橋になる。これを渡るとT字になるので日向見地区へと左折。この道沿いの左側にあずまやがあり、そこから見下ろせる。看板があるので見落とさないと思う。 「摩耶の滝」 国道353号日向見トンネルと奥四万トンネルの間に遊歩道への入り口がある。ただし駐車スペースは無い。(雪の無い時はわかりません〜)駐車は日向見地区の駐車場か薬師堂のすぐそばの駐車場だ。遊歩道は時々登りがあるがそれほど困難ではない、はず。通常時であれば薬師堂から30分強で滝に着けるだろう。 ![]() 薬師堂。国の重要文化財だそうだ。 鳥獣魚慰霊碑というのが目立っていた。 |